山が割れた奇観や映え桟橋、絶景カフェへ!フォトジェニックなスポットをめぐろう 新潟県佐渡市

  • 新潟県提供

佐渡金銀山の主要な鉱山の一つである相川金銀山にある「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」(top画像)は、山頂がV字に割れた珍しい山。地表の金銀鉱脈を掘り取る露頭掘りの結果、山が2つに割れたという 。佐渡金銀山のシンボルとして有名だ。鉱石の搬出に使われた大間港、金の大量生産を支えた北沢浮遊選鉱場など、関連する見どころも多い。

道遊の割戸から車で約20分の「あめやの桟橋」は、佐和田海水浴場にある桟橋。真野湾に向かってまっすぐのびた桟橋を先端まで歩けば、見えるのは空と一面の大海原だけ。真野湾をひとり占めしたような気分になれる、人気の写真映えスポットだ。

ランチやカフェには、あめやの桟橋から車で約15分の「じんのびCafe & Restaurant」へ。目の前に真野湾が広がる絶景カフェだ。「佐っとび」とは、佐渡産のトビウオを自社で加工したもので、商標登録されているブランド。「佐っとび」を使ったオリジナル料理、佐っとび汁や佐っとびピッツァ、佐っとびサンドなど、ここでしか味わえない料理が食べられる。テイクアウトできるので、ドライブの合間に好きな場所で食べるのもおすすめ。

道遊の割戸もあめやの桟橋も、SNSで注目されるフォトスポット。海を一望できるじんのびCafe & Restaurantもあわせて、写真撮影しながらドライブを楽しもう。

道遊の割戸

古来より金や銀が採れるとして知られてきた佐渡島。山が割れたような奇観の「道遊の割戸」は相川金銀山にある。江戸時代に本格的な開発が始まり、国の財政を支えた相川金銀山は「佐渡島の金山」として世界文化遺産の候補になっている。

  • 人々が争って地表の鉱石を掘り合い、山が真っ二つに割れてしまった「道遊の割戸」。日本最大級の露頭掘りの跡とされる。

  • 佐渡金銀山で使う石炭や鉱石の運搬場所であった大間港は、1892年に建設された。現在もクレーン台座やトラス橋が残されている。

あめやの桟橋(佐和田海水浴場桟橋)

「佐渡国際トライアスロン大会」のスイム会場であり、遠浅で波のおだやかな海水浴場、佐和田海水浴場にある。

  • 青い空と海に白い桟橋。海に浮かんでいると錯覚しそう。

じんのびCafe & Restaurant

2022年7月にオープン。佐渡の郷土料理、トビウオのすり身を使ったつみれ汁をアレンジした「名物 佐っとび汁」をはじめ、ランチやカフェ、ディナーまで佐渡の食材を使った料理を楽しめる。「じんのび」とは新潟県の方言で「ゆったり」「のんびり」の意味。

  • 真野湾を望む絶好のロケーション。テラス席も人気。

  • 「名物 佐っとび汁」360円(税込)。あご出汁と酒粕ベースの出汁に地野菜が入ったトビウオのすり身汁。

  • 「地魚刺身御膳」1760円(税込)。日本海の新鮮な魚がたっぷり。

■道遊の割戸/相川金銀山(佐渡金銀山)
住所:新潟県佐渡市相川銀山町1-1
TEL:0259-74-2220(佐渡観光交流機構相川観光案内所)
アクセス:両津港から車で約60分
駐車場:あり(第一駐車場。相川金銀山の駐車場から坑道を通って徒歩約20分)

■あめやの桟橋(佐和田海水浴場)
住所:新潟県佐渡市河原田本町
TEL:0259-74-2220(佐渡観光交流機構相川観光案内所)
アクセス:両津港から車で約35分
駐車場:あり

■じんのびCafe & Restaurant
住所:新潟県佐渡市真野275-1
TEL:0259-55-1788
営業時間:11~15時、16~21時(15~16時は、15時までに来店した場合のみ利用可)
定休日:第2・4火曜、12月30日~1月3日
アクセス:両津港から車で約30分
駐車場:あり
URL: https://www.s-taira.jp/jinnobi/

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※記事内のデータは2023年1月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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[GAZOO編集部]

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