道北の夏を楽しもう！にぎわいの広場のうどん祭りや絶品フレンチレストランへドライブ　北海道下川町

日本最北の手延べ麺の里、下川町。手延べ麺は職人が縒り（より）をかけながら生地を引き延ばし、熟成を繰り返して作る麺で、北海道産小麦を使用した手延べうどんの生産地として知られている。8月下旬に行われる「しもかわうどん祭り」は夏の恒例行事で、2023年も8月26日（土）、27日（日）の二日間、にぎわいの広場（top画像）にて行われる。うどん店をはじめ30店以上もの露店が並ぶ「にぎわい市」や「うどん早食い競争」、「手延べうどんつかみ取り」など、毎年多彩なイベントで盛り上がる。

しもかわうどん祭りの開催場所、にぎわいの広場から車で約5分のセンターハウス「ガーデニング・フォレスト フレペ 」は、桜ヶ丘公園内にある施設。多目的イベントスペースとして、また人々の交流・休憩スペースとして親しまれている。館内ではハーブティーやカプチーノなどのドリンクも購入でき、公園散策の合間のひと休みに最適だ。公園内の「万里長城」は、役場の職員が中国旅行で訪れた万里の長城から着想を得、農地造成などで掘り出された石を人々の手でひとつひとつ積み上げて、2000年に完成したもの。完成まで15年をかけた、中国領事館も公認する手づくりの観光スポットだ。

ガーデニング・フォレスト フレペから車で約5分の「共立日和」は、古民家を改装した一軒家のフレンチレストラン。大使館や大手ホテルで料理長を歴任したシェフの本格フレンチを、コース料理で堪能できる。大人気店かつ完全予約制なので、事前に問い合わせしてから向かおう。

手延べ麺の里ならではの祭りや緑豊かな公園、知る人ぞ知るフレンチの名店。下川町へドライブに出かけよう。

道内有数の小麦の産地でもある下川町。町内には6軒の製麺工場があり、下川町産ハルユタカ小麦を100%使った「雪の華舞」や、北海道産小麦をブレンドした北海道産100%「奥蝦夷白雪」といったブランドが有名。しもかわうどん祭りは「万里長城祭」「アイスキャンドルミュージアム」とともに、下川町3大イベントのひとつ。

桜ヶ丘公園フレペ広場にある施設。有料備品としてピザ釡やハーブオイルメーカーがあり、ピザ作り教室（小学生対象）やフラワーリース作りなどの講座が随時行われている。持ち帰り用のハーブティーやアロマグッズ、町内の作家による作品などのおみやげも購入できる。

地元で採れた旬の食材を使った本格フレンチを、コース料理で提供。建物は下川町の「共立木材工業」が事務所として使用していたもので、歴史的価値のある建物を利活用しながら保存できると「共立日和」オープンの運びとなった。築100年近く経過した古民家風の建物は、趣のある落ち着いた空間。

■第20回しもかわうどん祭り
開催日時：2023年8月26日（土）12～20時、27日（日）9時～14時30分
開催場所：北海道上川郡下川町共栄町6-1　にぎわいの広場
TEL：01655-4-3434
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約40分
駐車場：あり

■ガーデニング・フォレスト フレペ
住所：北海道上川郡下川町西町100
TEL：01655-4-2088
開館時間：10～18時
休館日：12月30日～1月6日、4月1日～9月30日は毎日開館
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約40分
駐車場：あり
URL: http://furepe.com/

■共立日和
住所：北海道上川郡下川町緑町47
TEL：01655-6-7688
営業時間：完全予約制
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約40分
駐車場：あり

※記事内のデータは2023年7月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

［GAZOO編集部］