自然の中のアートヴィレッジ！温泉やミュージカル、各種体験を楽しめる「あきた芸術村」　秋田県仙北市

「温泉ゆぽぽ」は、「あきた芸術村」 内にある、日帰り利用もできる温泉館。大浴場の大きな窓の外には庭園が広がり、ゆったりした気分で入浴できる。温泉館内の「お食事処ばっきゃ」では、料理長が腕をふるう地産メニューを提供。敷地内には劇場やホテル（「温泉ゆぽぽ」の宿泊施設）、森林工芸館などがあり、温泉以外も楽しめる。公演のチケットを入手して、劇場で行われる東北を代表する劇団わらび座のミュージカル観劇と合わせて訪れることも可能だ。

あきた芸術村から車で約30分の田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」は、田沢湖近くにあるハーブガーデン。香りの専門店「フィールズ」には、アロマキャンドルやエッセンシャルオイル、お香など香りのグッズが多数揃い、スキンケアやバスソルトといった日常で使うアロマ用品も購入できる。きりたんぽや稲庭うどん、田沢湖限定のお菓子もあるので、おみやげに買っていこう。

「田沢湖」は、423.4メートルと日本一の水深を誇る湖。美しい娘、辰子がその美貌と若さを永遠に保ちたいと、大蔵観音に願掛けをし、満願の夜にあったお告げの通り泉の水を飲んだところ龍となり、湖底に沈んでいったという「たつこ姫伝説」もうなずける神秘の湖だ。岸辺近くには金色の「たつこ像」が建つ。たつこ像のある西木町西明寺字潟尻まで、田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」から車で約15分。

ミュージカルや温泉、ハーブガーデン、そして神秘の湖をドライブで巡ろう。

東京ドーム2個分という広大なあきた芸術村内は、仙北の里山植物が咲き、自然がいっぱい。敷地内には田沢湖ビール工場やエコニコ農園などもある。温泉棟の「お食事処ばっきゃ」では、料理長の気まぐれ日替わりランチを平日限定で提供。

田沢湖のほとりに位置するハーブ園。ハーブや季節の花々が咲く「ハーバルヒル」のほか、ハーブ苗やガーデニンググッズなどを販売する温室「シーズ」、田沢湖を一望するレストラン「サラート」がある。

周囲約20キロメートル、深い瑠璃色をしたほぼ円形のカルデラ湖。2022年、（一社）夜景観光コンベンション・ビューローによる『日本百名月』に、｢田沢湖にのぼる月｣が認定された。

■温泉ゆぽぽ（秋田芸術村内）
住所：秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
TEL：0187-44-3939（予約センター）
営業時間：10～21時（大浴場）、12～21時（小浴場、サウナ）
料金：中学生以上700円、小学生450円、フェイスタオル150円、バスタオル（貸し出し）200円
アクセス：秋田自動車道大曲ICから車で約30分
駐車場：あり
URL：https://www.warabi.or.jp/ARTVILLAGE/yupopo

■田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」
開園期間：4月中旬～10月末（2023年は4月22日～10月31日）
住所：秋田県仙北市田沢湖田沢字潟前78
TEL：0187-43-2424
営業時間：10～16時（土・日曜、祝日は～17時）、11月以降は土・日曜、祝日のみ営業（詳細は公式サイトの営業日カレンダーを確認）
定休日：水曜（2023年は開園期間である4月22日～10月31日の水曜）
入園料：無料
アクセス：東北自動車道盛岡ICから車で約60分
駐車場：あり

■田沢湖
住所：秋田県仙北市田沢湖潟字搓湖
TEL：0187-43-2111（仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」）
アクセス：秋田自動車道大曲ICから車で約70分
駐車場：あり（たつこ像近くの公衆トイレに無料駐車場あり）

記事内のデータは2023年9月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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［GAZOO編集部］