天井絵や提灯がカラフル！竹野浦河内の天満社や海を望む天空のキャンプ場へ　大分県佐伯市蒲江

2023.09.27 06:45

「竹野浦河内の天満社」は、蒲江町竹野浦河内にある神社。天井に吊るされた色とりどりの提灯や天井絵が美しい、小さいながらも見ごたえのある神社だ。祭神は、学問の神様として知られる菅原道真公。天満社の創祀（そうし）は1709年の江戸時代とされ、社殿は伊勢神宮正殿の建築様式である神明造を受け継ぐ流造（ながれづくり）の木造瓦葺であったという。その後現在の場所に移転建築され、2005年に新社殿が完成した。

竹野浦河内の天満社から車で約5分の「たかひら展望公園（高平キャンプ場 outdoor lab.）」は、標高345.7メートルの高平山上にある展望公園。眼下に元猿湾が広がる、眺望抜群のスポットだ。公園内の高平キャンプ場では、宿泊はもちろん、日帰りキャンプが可能。海に向かって漕ぐ「天空ブランコ」や願いが叶うという「幸せの鐘」、カフェなどがあり、散策だけでも楽しめる。2000キロメートルもの距離を飛ぶ蝶、アサギマダラが10～11月に飛来することでも知られる。

たかひら展望公園から車で約10分の「レストハウスうさぎ亭」は、元猿海岸を一望できる食事処。カツオやカサゴ、アカハタなど、季節の新鮮な魚介類を使ったメニューが並ぶ。天気のよい日にテラスで目の前に海を見ながら食べる、海の幸丼は格別だ。

心落ち着く神社やオーシャンビューのキャンプ場、絶品ランチを楽しみに、蒲江へドライブに出かけよう。

竹野浦河内の天満社

創祀は1178年との説もある。県道西野浦河内線改良工事に伴い、移転した。竹野浦河内から車で30分ほどの場所には、同じく天井画で知られる米水津浦代浦（よのうずうらしろうら）の天満宮があり、こちらに対して竹野浦河内にある天満社は「竹野浦河内の天満社」と呼ばれている。

拝殿前の手水舎で、手を清めてから参拝しよう。
荘厳な雰囲気が漂う、立派な鳥居。

たかひら展望公園（高平キャンプ場 outdoor lab.）

キャンプ場内のカフェでは、コーヒーやカレー、ベーグルなどの軽食をテイクアウトできる。「幸せの鐘」は、鶴御崎灯台（鶴見）、空の公園（米水津）、マリノポリス記念公園（上浦）、そしてここ、高平キャンプ場にある。いずれも、海を見渡す絶景ポイントだ。

海を一望するぜいたくなロケーションにあるキャンプ場。
海に向かって漕ぐ天空のブランコは、SNS映えすると人気。
キャンプ場内にある「幸せの鐘」。海を一望する絶景ポイントにある。
オリジナルの焙煎豆を挽いたコーヒーやスイーツが楽しめるカフェ。
(左から)蒲江で採れたミカン使用のソフトクリーム（350円）、アイスコーヒー（350円）、カフェオレのような優しい味のシェイク（コーヒー・500円）
5月と10月の年2回、大分県南などに飛来するアサギマダラ。たかひら展望公園には、10月にフジバカマの花の蜜を求めてやって来る。

レストハウスうさぎ亭

海を一望する、地元で人気のレストランで、佐伯市民が選ぶおすすめの店21店にランクイン。2023年で4回目となるキャンペーン、佐伯旅っチャ「まち推しグルメ～佐伯市民が選ぶ10選+(プラス)～」の参加店として、チケットを使用したお得な食事を楽しめる。キャンペーン期間は、2023年9月15日～11月30日まで。