雪のドームの中で味わうのろし鍋！期間限定「かまくらの里」へ行こう　長野県飯山市

毎年1月下旬から2月下旬までの約1ヵ月間、大小約20基のかまくらが出現する「かまくらの里」。かまくらの中で食事ができる「レストランかまくら村」や、おみやげを販売する「かまくら商店」、ソリで雪遊びを楽しめるエリアがあり、非日常を体験できる豪雪地帯ならではのスポットだ。なかでも壁の厚みが1メートルほどもある頑丈なかまくらの中で食べる、レストランかまくら村の名物「のろし鍋」は大人気。かまくらに明かりが灯り、幻想的な銀世界が広がる夕暮れから夜にかけての光景も必見だ。

かまくらの里から車で約10分の「国道117号線沿い 霧氷の桜並木」は、約4kmにわたって続く700本ほどの桜並木。冬の寒い日には、風で吹き付けられた霧粒が小さな氷となって木の枝に付着する霧氷（むひょう）をまとった木々が連なり、まるで繊細な芸術作品のよう。霧氷は寒さの厳しい、よく晴れた日の朝に比較的目にすることが多いという。

最後は冷えた体を温めてくれる温泉へ。国道117号線沿い　霧氷の桜並木から車で約10分の「戸狩（とがり）温泉　暁の湯」は、戸狩温泉スキー場「ペガサス」ゲレンデから徒歩約1分の温泉浴場。加水なし、源泉100%かけ流しの温泉だ。泉質は美肌効果が期待できる弱アルカリ性。露天風呂やパウダールームもあり、気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気が魅力だ。

雪の飯山で、かまくらのレストランやキラキラと霧氷が輝く桜並木、温泉をめぐる冬ドライブを楽しもう。

レストランは予約制（一番手前のNo1のかまくらのみ、予約なしで入場可能。ほかのかまくらは要予約）。「のろし鍋」の名は、かまくらの里から車で10分ほどの黒岩山に上杉謙信が築いた「のろし台」に由来するという。

道の駅「花の駅 千曲川」付近にあるサクラ並木。春にはサクラやナノハナが咲き、フラワーロードと呼ばれている。道の駅「花の駅 千曲川」に車を停めて、ゆっくり歩くのもおすすめ。

ボディーソープ、シャンプーは備え付け、タオル、バスタオルは販売。疲労回復や神経痛、関節痛などに効果が期待できる。

■かまくらの里
所在地：長野県飯山市寿807-2（レストランことぶき村）
TEL：0269-62-3133（信州いいやま観光局　平日 8時30分～17時30分）
営業期間：2024年1月20日(土)～2月29日(木)
定休日：なし
営業時間：日帰りプラン(かまくら利用＋のろし鍋＋おにぎり(飯山産コシヒカリ塩むすび１人１個））
平日/昼の部2部制11時～12時30分、13時15分～14時45分。夜の部1部制18時～19時30分
土日祝/昼の部2部制11時～12時30分、13時15分～14時45分。夜の部2部制16時30分～17時45分、18時30分～19時45分
料金：日帰りプラン(Web申し込みでクレジットカード決済の場合の割引料金）昼 大人5500円、小学生4000円、未就学児(お椀と箸のみ用意) 無料。夜 大人6000円、小学生4400円、未就学児(お椀と箸のみ用意) 無料。シングル（大人1名）昼9500円、夜10400円 ※立ち寄りのみ及びそり遊び会場の利用は無料。
アクセス：上信越道豊田飯山ICより車で20分
駐車場：あり
URL：https://www.iiyama-ouendan.net/special/kamakura/

■国道117号線沿いの桜並木
住所：⻑野県飯⼭市⼤字常盤7425（道の駅「花の駅 千曲川」）
TEL：0269-62-3133（信州いいやま観光局　平日 8時30分～17時30分）
アクセス：上信越道豊田飯山ICから車で約20分
駐車場：あり(道の駅「花の駅 千曲川」に駐車可)

■戸狩温泉　暁の湯
住所：長野県飯山市豊田6530-2
TEL：0269-65-2648
営業時間：冬期11～20時（最終入場19時30分）、夏期14時～19時30分（最終入場19時）

料金：大人650円、子ども400円
アクセス：上信越道豊田飯山ICから車で約25分
駐車場：あり

※記事内のデータは2024年1月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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