旬のいちごや白菜を味わおう!県の真ん中に位置する高原へドライブ 岡山県吉備中央町

「ゆめ農園 晴(はる)」は、自然豊かな山間にあるいちごやぶどうを栽培する果樹園。1月下旬~5月中旬まではいちご狩りを楽しめる。高設栽培、減農薬、有機肥料で育てるいちごは、さちのか、章姫、よつぼし、おいCベリーの4品種。受付からいちご狩りができるビニールハウスまで歩いてすぐで、駐車場ももちろん完備。旬の甘いいちごを存分に堪能しよう。※要予約、30分食べ放題

ゆめ農園 晴から車で約15分の「吉備中央町お祭り会館」は、吉備中央町を代表する祭り「加茂大祭」を中心に、加茂川地域の祭りを紹介する展示館。祭りを貴重な文化遺産として保存・伝承する役割を担う。かつて加茂大祭で使用された化気(けぎ)神社の神輿が展示され、祭りのクライマックス、御神幸(ごしんこう)と呼ばれる号砲合図にて御神輿が境内に並び、一斉に高く差し上げる様子を再現している。

車で約15分の「道の駅かもがわ円城」は、農産物直売所や休憩所、食堂を併設した道の駅。国道429号線沿いにあり、運転中スムーズに立ち寄れる。農産物直売所に10月下旬~1月下旬頃まで並ぶ、円城台地で育った「円城白菜」は、県内外に知られる特産品。吉備高原の朝晩の寒暖差と保水力の高い赤土が育んだ白菜は、甘みが強くて柔らかく、鍋に入れたらとろけてしまうほど。わざわざ買い求めに来る人も多い逸品だ。

伝統的な祭礼を今なお受け継ぎ、高原の気候や風土が育むいちごや白菜を味わえる吉備中央町へ、ドライブに出かけよう。

ゆめ農園 晴

岡山自動車道賀陽ICから車で約10分、大阪からUターンした夫婦2人が営む果樹農園。秋はシャインマスカットやピオーネといったぶどうの直売を行う。地方発送可。

  • 高設栽培で摘み取るのも楽々。4種類のいちごがそれぞれ分かれて栽培されている。

  • 真っ赤に熟したつやつやのいちご。甘い香りが漂ってきそう。

吉備中央町お祭り会館

寄宮祭として970年の伝統を誇る県下三大祭りのひとつ、加茂大祭を中心に、地域の祭りについて展示。ロビーでは観光スポットや文化財、加茂大祭のひとこまなどをパネルや映像で紹介している。

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    加茂大祭に集う町内鎮座八社(鴨神社、化気神社、松尾神社、日吉神社、素盞鳴神社、八幡宮、天計神社、三所神社)について紹介。

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    天狗面、鬼面に色鮮やかな更紗の衣装で、樫で作った六角棒で術を交わす棒使い。

道の駅かもがわ円城

食堂「ふれあいの館」では、特産の白菜を使ったキムチうどんや、地元産米で作るおにぎり、郷土料理「くさぎ菜のかけ飯」が人気。休憩所では道路情報や観光情報の提供も行う。併設の「交流促進センター」では、フリーマーケットや町の特産品などを展示・販売している特産館、交流広場などが整備されている。

  • 筋がなく、やわらかくて強い甘みが特長の円城白菜。

  • 標高300~400mの吉備高原に広がる白菜畑で収穫される。

■ゆめ農園 晴
開園期間:1月下旬~5月下旬(要予約)
住所:岡山県加賀郡吉備中央町吉川4217-1
TEL:0866-56-9560
開園時間:9~17時
料金:中学生以上2100円、小学生1600円、3~5歳1000円、2歳以下無料
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約10分
駐車場:あり

■吉備中央町お祭り会館
住所:岡山県加賀郡吉備中央町加茂市場1565-1
TEL:0867-35-0039
営業時間:土・日曜、祝日の10~16時
定休日:月~金曜、12月28日~1月4日
料金:一般310円、高・大学生210円、小・中学生110円
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約15分
駐車場:あり

■道の駅かもがわ円城
住所:岡山県吉備中央町上田西2325-1
TEL:0867-34-1717
営業時間:8時30分~17時
定休日:年末年始(年により異なる)
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約25分
駐車場:あり

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