今が摘みどきの青く甘い果実！ブルーベリー狩りに出かけよう　京都府南山城村

「うえだブルーベリー畑」は、標高500mの山上にある見晴らしのよいブルーベリー園。高所にあり、昼と夜の寒暖差が大きくブルーベリー栽培に適した土地で、土づくりからこだわり安心・安全なブルーベリーを育てている。例年7月から9月末までは、ブルーベリー狩りを開催。時間制限なしで、摘み取ったブルーベリーは重さに応じて料金を払い持ち帰る仕組み。制限時間1時間の食べ放題コースもおすすめだ。複数の品種を育てているため、時期によってさまざまなブルーベリーを味わえる。事前に予約して出かけよう。

うえだブルーベリー畑から車で約30分の「諏訪神社」は高い石垣の上に建つ、田山区の鎮守様。毎年11月3日には雨乞いの神事「田山花踊り」が行われることでも有名だ。古くから伝わる唄に合わせ、華やかな装束に身を包んだ踊り手たちが雨乞いの願掛けと雨が降った後の返礼の踊りを奉納する。この神事は江戸時代初期から受け継がれ、1924年（大正13）を最後に途絶えたものの1963年（昭和38）「田山花踊り保存会」により復活。京都府の無形民俗文化財に指定された貴重な伝統芸能だ。

諏訪神社から車で約10分の「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」は、国道163号唯一の道の駅。窓から茶畑が見える「村風土食堂つちのうぶ」のモーニングとランチが好評だ。モーニングは茶粥御膳や3種類ある朝ご飯セット、ランチは、春摘みの抹茶をたっぷり使った村抹茶そばや京都ならではのにしん茶そば、3日間煮込んだ村カレーなど。「のもん市場」には、村特産のお茶を使ったプリンやパウンドケーキが並ぶ。食事と買い物を兼ねて立ち寄ろう。

旬のブルーベリー狩りを楽しみ、古社や道の駅をめぐりに、南山城村へドライブに出かけよう。

緑が鮮やかな山道を上がったところに広がる、自然の中のブルーベリー畑。土にこだわり、甘くおいしいブルーベリーが育つ。摘み取りや食べ放題に行く際は、帽子や虫よけスプレー、飲み物などの用意を。持ち帰り用にブルーベリーを入れる容器やクーラーボックスがあると便利。

京都府の無形民俗文化財に指定された田山花踊りは、総勢100人近くが色鮮やかな装束で行列し唄い踊る壮大な伝統芸能で、毎年秋に諏訪神社に奉納される。石段の参道を上ると籠所（ろうしょ）があり、土間の通路の両脇には絵馬が掲げられている。籠所を抜けた先に拝殿、さらに奥に本殿がある。

生活用品を扱う「村民百貨店」、村特産のお茶、村茶を使ったオリジナル商品や弁当、惣菜などが揃う「のもん市場」、村茶のドリンクやスイーツがテイクアウトできる「村茶屋」、茶そばや茶粥、定食などしっかり食事できる「村風土食堂つちのうぶ」がある。「つちのうぶ」の名には、「確かにこの土地で産まれたもの」との意味が込められている。

■うえだブルーベリー畑
住所：京都府相楽郡南山城村野殿日川谷29
TEL：0743-93-0087/、090-3895-1244
ブルーベリー摘み取り期間：7～9月末日（要予約）※ブルーベリーの色づき具合によるので問い合わせを
料金：摘み取りコース（時間制限なし）3歳以上 500円、持ち帰りは100gあたり150円、食べ放題コース（1時間）3歳以上小学6年生まで500円、中学生以上1000円
アクセス：名阪国道大内ICから車で約35分、新名神高速道路信楽ICから車で約40分
駐車場：あり
URL：https://www.uedablueberry.com/

■諏訪神社
住所：京都府相楽郡南山城村大字田山小字堂山1
TEL：0743-93-0105（南山城村役場産業観光課）
アクセス：名阪国道白樫ICから車で約20分
駐車場：なし（婦人の家の駐車場を利用。必ず断りを入れて駐車のこと）

■道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村
住所：京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102
TEL：0743-93-1392
営業時間：9～18時（村民百貨店、のもん市場）、9時30分～17時（村茶屋）、モーニング8時～9時30分(土・日曜、祝日は7時30分～9時30分)、ランチ11～16時（村風土食堂つちのうぶ）
定休日：6月第3水曜日、12月第2水曜日
アクセス：名阪国道五月橋ICから車で約20分
駐車場：あり
URL: https://michinoeki.kyoto.jp/

※記事内のデータは2024年7月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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