マイナスイオンあふれる別天地!滝や瀬、淵の自然がきらめく菊池渓谷 熊本県菊池市
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写真提供:熊本県観光連盟
「菊池渓谷」は、阿蘇外輪山の北西部から有明海へと注ぐ県北最大の河川、菊池川の源流。かつては「菊池水源」と呼ばれていた。多くの滝や瀬が点在する変化に富んだ渓流を鬱蒼とした広葉樹が縁取り、自然美豊かな景観をなす。澄んだ空気と清冽な水流は「天然のクーラー」と呼ばれるほど。新緑や紅葉の季節は特に素晴らしく、その眺めに心癒やされること請け合いだ。渓流散策の前後は「菊池渓谷ビジターセンター」で休憩や飲食が可能。渓谷側は一面ガラス張りで、館内から渓谷美を一望できる。
菊池渓谷から車で約20分の「菊池公園」は、ゆかりの文豪の文学碑や観月楼(展望台)がある、市民におなじみの公園。春には約3000本が咲くサクラの名所だが、秋もサクラを楽しめる。春と秋の2回咲く「十月桜(じゅうがつざくら)」がそれ。公園内の第二駐車場に植えられた十月桜は約70本あり、早ければ9月中旬から咲き始め、春とはまた違った風情のサクラを楽しめる。花は春のサクラより少し小さく、白色に淡紅色が混じった八重咲きがぼってりとして愛らしい。
菊池公園から車で約15分の「道の駅 旭志(きょくし)」は、国道325号線沿いにある道の駅。ご当地ブランド牛・旭志牛や地元産の野菜、果物を販売する「物産館」と、旭志牛のハンバーグやステーキを提供する「食彩館」からなる。敷地内の芝生広場奥に広がる5000平米のコスモス畑は、毎年10月中旬~下旬が見頃。約10種類の花が約20万本も咲き乱れ、時期によっては夏のイメージのヒマワリと秋のコスモス、両方を一度に見られるおすすめスポットだ。
阿蘇の山岳や渓流と、自然にあふれた菊池市へ秋の花巡りドライブに出かけよう。
菊池渓谷
日本森林浴の森百選・日本名水百選・日本の滝百選・水源の森百選などに選ばれた、菊池を代表する景勝地。1962年(昭和37)より、「菊池水源」から「菊池渓谷」へと名称を変更した。
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視界が開けた「広河原」は、菊池渓谷随一のフォトスポット。紅葉の見頃は例年10月下旬~11月中旬。
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「日本の滝百選」の「四十三万滝」。九州日日新聞社「景勝地百景選」で43万票を獲得したことから名付けられた。
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渓谷をライトアップする「ファンタジーナイト」。2024年は11月1~10日に行われる。
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菊池渓谷を眺望する位置に建つ「菊池渓谷ビジターセンター」は、渓谷散策の拠点。
菊池公園
菊池神社に隣接する、市内を見渡す小高い丘にある公園。芝生広場や大型アスレチックは、家族連れに人気。また、園内には『不如帰(ほととぎす)』で知られる熊本出身の小説家、徳冨蘆花(とくとみろか)の文学碑や、菊池市隈府(わいふ)出身の妻・愛子の石碑がある。
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細い花びらが重なった八重咲きの十月桜。9月中旬~10月中旬頃まで楽しめる。
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写真提供:熊本県観光連盟
園内にある展望所、観月楼(かんげつろう)。毎年春は花見客でにぎわう。
道の駅 旭志
県内で人気のホタル観賞スポットとして知られる旭志にある道の駅。旭志は、5月中旬~6月上旬には二鹿来川や渡瀬川にて数万匹のホタルが飛び交うことから「ホタルの里」と呼ばれる。西日本屈指の畜産王国である旭志が生んだブランド牛、旭志牛(黒毛和牛とホルスタインを交配)を販売。食彩館では、旭志牛の料理を楽しめる。芝生広場奥のコスモス畑にはピコティ、バイカラーバイオレット、カップケーキやシーシェルなど珍しい品種のコスモスが咲き乱れ、ヒマワリとの共存も話題に。
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旭志は阿蘇外輪山の西側、鞍岳(くらたけ)の麓に広がる町。自然の恵みを受けて育った食材が豊富。
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コスモスだけでなく、ヒマワリも合わせて見られると人気の花畑。
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秋の花、コスモスの向こうには真夏を思わせるヒマワリが。ピンクと黄色のコントラストが美しい。
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花びらが丸い筒状になった珍しい品種の「シーシェル」。
■菊池渓谷
住所:熊本県菊池市原(菊池渓谷ビジターセンター)
TEL:0968-27-0210(菊池渓谷管理事務所)、0968-25-0513(菊池観光協会)
維持協力金:高校生以上300円
開場期間:2024年は3月1日~11月30日
開場時間:8時30分~17時
アクセス:九州自動車道植木ICから車で約50分
駐車場:あり
URL:https://kikuchikeikoku.com/
■菊池公園
住所:熊本県菊池市隈府
TEL:0968-25-0513(菊池観光協会)
アクセス:九州自動車道植木ICから車で約20分
駐車場:あり
■道の駅 旭志
住所:熊本県菊池市旭志川辺1886
TEL:0968-37-3719
営業時間:物産館は9~18時。食彩館は11~18時(17時LO)、土・日曜、祝日は~21時(20時LO)
定休日:12月31日~1月2日
アクセス:九州自動車道植木ICから車で約40分
駐車場:あり
URL:https://www.kyokushi.com/
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