山岳仏教の聖地で、強力なパワースポットを巡る

数多くの寺社や石仏、木造仏が点在し、仏の里として知られる国東半島を半周するように走るコース。国東半島は独特の山岳仏教文化「六郷満山文化」が花開いた地で、まずはその六郷満山文化の始まりといわれる宇佐神宮からスタート。歴史を誇る古社を参拝したら、半島入口の豊後高田で昭和レトロな町並み散策を楽しもう。懐かしさを満喫した後は中心部の両子山へと進み、国宝に指定されている富貴寺、総持院として全山を統括した両子寺などパワースポットを巡る。内陸部は、神仏のパワーとともに豊かな自然がもたらすヒーリングパワーも強いといわれている。心と体に鋭気を養ったら半島南の城下町、杵築へ。時代劇に出てくるような町並みと武家屋敷を見学しよう。

ルートマップ:約2時間20分(約90km)

S:宇佐IC

約10km 国道387号、国道10号 約15分

1:宇佐神宮

スポット情報
神亀2年(725)創建、伊勢神宮に次ぐ国内第二の規模の霊廟。八幡神の化身とされる仁聞菩薩が、諸仏諸尊6万9000体を掘って国東半島に安置したのが「六郷満山文化」の始まりといわれ、神仏習合文化の発祥の地であり、国東半島の仏教文化を語るうえではずせない場所。「六郷満山文化」とは神仏習合の独特な山岳仏教文化で、六郷とは当時国東半島に広がっていた6つの郷のことを指し、この郷を中心に発展した。本殿は国宝。

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約8km 国道10号、国道213号、一般道 約12分

2:昭和ロマン蔵

スポット情報
昭和30年(1955)代の町並みが再現された「豊後高田昭和の町」にあるシンボル的存在。大分きっての富豪といわれた野村財閥の米蔵を改装し平成14年(2002)に造られた。レトロなお宝満載の駄菓子屋の夢博物館や昭和の夢町三丁目館など4施設からなる複合施設。

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約11km 一般道、県道34号、国道655号 約20分

3:富貴寺

スポット情報
養老2年(718)、仁聞菩薩の開基といわれる。美しい勾配の屋根を持つ大堂は、現存する九州最古の木造建築物で国宝指定。仁聞菩薩の手で刻まれたという、本尊の木造阿弥陀如来坐像を安置する。

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約14km 県道655号、県道29号、一般道 約25分

4:両子寺

スポット情報
両子山中腹にある国東半島の天台宗六郷満山総持院。養老2年(718)の建立と伝わる。国東半島最大の石造仁王像は必見。

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約40km 一般道、県道29号、国道213号、一般道 約1時間

5:杵築城

スポット情報
大友氏の一族で南北朝時代に活躍した木付頼直が、応永元年(1394)に木付城として築城。

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約3km 国道213号、県道49号 約6分

6:杵築IC

ベストシーズン

約500本のソメイヨシノが咲くのは宇佐神宮。国東半島全体に春から初夏にかけては山の新緑が美しい。

半島だけに夏は海水浴場が数カ所オープン。ドライブに合わせてビーチ遊びも。

見学スポットは山門から歩くことも多いので秋の気候は心地よい。紅葉は11月頃から。

ドライブ情報

  • GWや夏休みなどのシーズンでも渋滞する心配はほとんどない。
  • 両子寺から杵築城へ向かう場合、海岸線を走りたければ、カーナビに経由地として「道の駅くにさき」を入力しよう。

問合せ先情報

  • 国東市観光協会 0978-72-5168
  • 豊後高田市観光協会 0978-22-3100
  • 宇佐市観光まちづくり課 0978-32-1111
  • 杵築市商工観光課 0978-62-3131

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