高知県カツオの町、黒潮町を訪ねる四万十おすすめドライブルート
清流 四万十ルート
2011年3月に延伸した高知の自動車道中土佐インターチェンジをスタート!朝露に湿った56号線を、いざ、西に向かい走りましょう!このルートのテーマは大自然と味!まず、窪川まで峠道を登り、日本最後の清流と呼ばれる「四万十川」へ向かって進みます!でも、ちょっと待って!その間にも、舌が喜ぶご当地グルメが待っています。窪川からは、いよいよ四万十川に沿ってドライブ!道中、次々と装いを変えて行く四万十川。豊かな水をたたえる清流や、厳しい自然と融合するための人知が生んだ「沈下橋」。深い山々に囲まれた流れは、どっちに流れているのか錯覚させられてしまいます。美しい中流域は川の幸と山の幸。そして広大な下流域、中村エリアでは海の幸の名店を訪れましょう!四万十川に別れを告げるとカツオの一本釣りのまち、黒潮町へ。やっぱり、海の景色もいいね!視界をさえぎるものがない太平洋の青い海を前にすると、ゴールにふさわしい達成感と満足感に包まれますよ!
ルートマップ:約4時間14分(約139.4km)
S:ゆういんぐ四万十
スポット情報
やっと平坦になった56号線。左側に道の駅の大きな看板が出てくるので、すぐわかるはず。さぁ、楽しい一日。まずは腹ごしらえ!とにかく、四万十川流域の素朴な土地が育んだ素材にこだわったファストフードからスタート!このエリアで収穫されるお米は、独特の香りを持つ「仁井田米」。わらや樽のような香りがほんのり。コンクールでも金賞をもらうほどのお米と、お米で育てた米豚と呼ばれる窪川ポークを素材にしたフードがおすすめ!で、ご当地バーガー「ゆういんぐバーガー」を早速ガブリ!米粉のバンズはもっちり!これは確かに100%フレッシュポークだ!油分もさっぱりで、デミグラスをベースにした甘辛のマル秘特製ソースがいける!新鮮トマトとのバランスもお見事!注文してから握ってくれる手作りおにぎりもいいね!おやつ代わりに甘さ控えめモチモチの米粉100%ドーナツや海洋深層水&高原卵を使った限定品仁井田米カステラも買い込んで、いざ出発!
国道56号、国道381号 約27.1km 約47分
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1:道の駅 四万十大正
スポット情報
四万十大正は、町が運営する道の駅。地元ならではの観光案内をゲットできる「情報館」と物産販売&食堂の「であいの里」でブレイクタイム!農協の女性グループが切り盛りする「であいの里」では、地元川漁師の奥さんが開発した「鮎丼」がおすすめメニュー!え、それって?と食堂のおばちゃんに尋ねたら、丁寧に教えてくれたよ。四万十川の20cmクラスの天然鮎を、炭火で5時間半ほど薫製状態にして、さらに5時間以上じっくり頭から尻尾まで食べられるようにやわらかく煮込むんだって!これを丸ごと一匹のせると、丼からはみ出ちゃう大きさだ!そこに川エビの素揚げ、ミョウガ、錦糸卵やこんぶをのせて完成!つくる人によって盛りつけも変わる!?らしい。6月の鮎漁解禁から秋までの土日、祝日限定メニューだから要注意。甘すぎず辛すぎず、とろけるような味。他の季節なら、分厚い取り立て椎茸とシイラの”椎茸丼 ”が大人気メニュー。
国道381号 約12.4km 約22分
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2:四万十町ふるさと交流センター
スポット情報
昭和の市街地に入るとみどりの看板。ここでは、とにかく川遊び!いろんな川のレジャーが、手軽に体験できる充実施設なのだ!実は全国から四万十を訪れるアウトドア派の格好のベースキャンプとしてリピーターがいっぱい!川面もすぐで、カヌーやラフティング用の桟橋や広い芝生のキャンプ場。自然を損なわない施設がしっかり整備。レンタサイクルもあるよ!キャンプサイトまで料理を運んでくれるお食事処リバーサイド「みち」や、アルコール調達なら徒歩1分のリカーショップ「やまわき」、食材はフレッシュフード「まつした」まで徒歩3分とキャンプにはもってこいの好環境!オススメはラフティング!ラフティングとは、ラフトと呼ばれる浮力を利用した小型のボートで川を下るスポーツです。川をよく知る地元育ちのガイドさんと一緒に、5kmほど上流の三島沈下橋からスタート!急流や瀬を越えて交流センターに戻って来る約90分から120分のコースです。自然を相手にしたスリル満点のスポーツ。この快感を一度味わったら、深い滝壺のようにどっぷりとハマってしまうこと間違なしですよ!
国道381号 約18.6km 約36分
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3:四万十・川の駅 カヌー館
スポット情報
江川崎を過ぎ、対岸に良く整備された鮎を模した植え込みを目指して橋を渡りましょう。右手に河原に張り出すように見えるのがカヌー館。全国からカヌー好きが集まり、世界のカヌーが展示された資料室はマニアにはたまらない。特にアラスカから運んだエスキモーカヌーは存在感たっぷり!「僕も乗った事が無く、いちど四万十に浮かべて漕いでみたいんです!」と語るのはインストラクター田辺さん。やっぱりカヌーを体験しなきゃ!なので、講習&約8kmのツーリングつき一日スクールへ。子供や初心者でも安心して参加できるとのこと。アウトドア派ではない方は、観光遊覧船や屋形船も体験可能!また、特筆すべきは宿泊施設!川面のバンガローもアクティビティーには便利だけど、是非利用したいのが貸し切り6LDKの一軒家!かつての民家をそのまま利用。家族連れやグループなら断然リーズナブル!
国道441号、国道321号 約47km 約87分
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4:四万十川野鳥自然公園
スポット情報
国道321号線が、四万十川の土手から右にカーブを切って田園地帯に入るとカワセミの看板が目に入ってきます。四万十川河口に近い、間崎地区に位置する「四万十川野鳥公園」。駐車場に車を止めると多目的グランドの向こうに池があります。その名は「トロ池」。水のせせらぎと野鳥のさえずりしか聞こえない静かな池は、野鳥の生息地、飛来地としてバードウォッチングには最適。約900mの遊歩道には3カ所の観察小屋も整備されている。「ホー・ホケキョ」あ、ウグイスだ。ほかにもオオヨシキリ、セッカ、ホオジロ等をはじめとする草地・荒地性の鳥たちが生息すると野鳥解説板に書いてあるけど、鳴き声で判断するまでは、いたらなかった。四万十川野鳥公園は、昆虫、植物、魚類、野鳥等に接し、身近な自然と触れ合って、自然環境の仕組みや在り方を理解していけるね。
国道321号、県道42号、国道56号、県道334号 約34.3km 約65分
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5:カツオふれあいセンター 黒潮一番館
スポット情報
高知県でカツオの水揚げ量ナンバーワンの黒潮町。その理由は、土佐湾岸の岸近くまで流れ込んでくる「黒潮」にあり!黒潮が連れてきた春の初ガツオ、秋の戻りガツオを、地元の漁師たちが一本釣りで釣り上げ、その日のうちに急いで漁港へ持ち帰る…それが「日戻りガツオ」。そんなとれたての極上「日戻りガツオ」を味わえるのが、黒潮一番館。すべて注文を受けてからさばくので、鮮度は文句なし!!日戻りガツオならではのモチっとした食感が楽しめます。特にオススメしたいのが、黒潮町佐賀に伝わる藁(わら)の炎で一気に炙り、その後氷水で一気に冷やす豪快な漁師町ならではの伝統的な技法で作り、地元産の天日塩を手で叩き込んだカツオタタキ定食。新鮮な日戻りガツオだから、「くさみ」を消すためのしょうがは不要!最初の一切れは、塩だけで食べてみて。カツオと塩の出会いに驚くはず。二切れ目は専用の醤油を使って。そしてシメにカツオの「湯かけ」も忘れちゃいけない!あっつあつのご飯の上にカツオをのせてお湯をかければ、ぶわっと湯気が上がります。立った湯気の香りが、すでに旨いのなんの!醤油とみりんで作られたタレ、そしてカツオ本来の甘味が良い具合に染み出て…これでご飯が進まないわけがない!もっと美味しく食べたいなら、ぜひ「カツオのタタキ作り体験」に挑戦を!(3日前までに予約が必要)
ドライブ情報
- 天然あゆ、うなぎ、ごり、かつお、まんぼう、そしてご当地バーガー!大自然を満喫しながら満腹ドライブ!
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