四国の海沿いを走る、観光におすすめのドライブルート

四万十から自然豊かな愛南町を通り、海岸線を一気に走る

日本最後の清流といわれる四万十川の河口にある土佐の小京都・中村を散策する。趣のある建物に思いを馳せたあとは、くろしお鉄道と平行して通る国道56号線を走り、南レク城辺公園へ。町民の憩いの場になっている公園では、春になると約3000本もの桜が開花。春のお楽しみスポットとして人気が高い。公園を後にし国道56号線を海沿いに北上し、宇和島市伊達博物館へ。この通りは、潮風を感じながらドライブできるおすすめルートだ。

ルートマップ:約2時間10分 (約89km)

S:中村駅

約2km 国道439号線 約6分

1:土佐小京都中村

スポット情報
応仁の乱により兵火を避けて京からこの地に下向した、前関白一條教房が京都を模して作ったといわれる土佐の小京都・中村。町は雅やかな情緒と奥ゆかしい風情を持つ京の都と同じく碁盤の目に作られており、祇園や京町、鴨川、東山など、京都と同じ地名も持つ。一條氏は5世100年以上にわたり、戦国の混乱をよそに独特の京文化を土佐の中村に形成。京都らしい地名や旧暦の7月16日に行われる大文字の送り火など、古都の面影を今に伝えている。

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約43km 国道56号線 約58分

2:山出の棚田

スポット情報
棚田があるのは、愛南町の北東に位置する山間地域。この地区には遠くから汲みにくるほど美味しいと評判の湧き水が湧き出ており、その豊富な水資源を利用した農業が盛ん。特に、山間地域ならではの地形を生かした棚田があちらこちらに広がっている。新緑の季節には、山間には青々とした美しい棚田風景が広がり、また収穫時期になると黄金色の稲穂があたり一面を染める。その情景は美しいだけでなく、どこか懐かしい気持ちにもさせてくれる。

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約42km 国道381号線、国道56号瀬、国道32号線 約58分

3:宇和島市立伊達博物館

スポット情報
宇和島市制施行50周年の記念事業として、伊達家屋敷跡に建てられた博物館。歴代藩主ゆかりの品約4万点を所有し、年に2回ほど展示替えをしながら一般に公開している。全国でも屈指といわれる歴史的に貴重な古文書類をはじめ、豪華な武具甲冑や調度品、美しい衣装や陶磁器など多岐に渡る品々が展示される。中でも、特別展で展示される豊臣秀吉の肖像画は現存する中でも特に大幅とされており、国の重要文化財にも指定されている。

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約2km 国道56号線 約10分

4:宇和島朝日IC

ベストシーズン

約3000本の桜が咲き誇る公園は県内でも有数の桜のスポット。

豊富な湧き水と山間地ならではの地形を生かした新緑の棚田。

深浦港に水揚げされた新鮮なカツオを使ったたたき作り。

プロの目で厳選した真珠でアクセサリー作りが体験できる。

ドライブ情報

  • 小京都・中村から愛南町へ向かう国道56号線は、高架になったくろしお鉄道と平行して走れるので鉄道ファンにはたまらない。
  • 山出の棚田へは国道56号線から県道へそれる。県道は道幅が狭いので走行に注意。
  • 愛南町から宇和島への国道56号線は海沿いを走る爽快なルート。国道56号線沿いにある須の川公園は駐車場や休憩所が完備されているので、一旦停車して絶景を眺めよう。

問合せ先情報

  • 四万十市観光協会0880-35-4171
  • 愛南町役場商工観光課0895-72-7315