長浜・黒壁スクエアを堪能する滋賀県城下町のドライブルート

長浜城下町と戦国時代の古戦場を巡る歴史と湖岸の絶景ドライブ

秀吉が城下町を開いた長浜の町を訪れ、戦国時代の古戦場の数々をめぐり、伊吹山ドライブウェイを走って山上の絶景を楽しむ、歴史と湖国の風景を堪能できるコース。まずは長浜インターから湖岸に向かい、市民によって再興された建物がそびえる長浜城へ。北国街道沿いの町並みがレトロな雰囲気を醸す黒壁スクエア界隈ではショッピングやグルメを楽しみたい。国道8、365号を走って山城跡の小谷城跡、今はのどかな田園地帯が広がる姉川古戦場をめぐったら、ドライブウェイを走って伊吹山へ。夏は山上で高山植物を、秋は山肌を染める紅葉を楽しめる。関ヶ原古戦場へは国道365号を西へ。天下分け目となった歴史の大転換の現場をぜひ眺めてみよう。

ルートマップ:約3時間52分 (約77.7km)

S:長浜IC

国道8号、県道509号、県道2号 約4.8km 約11分

1:長浜市長浜城歴史博物館

スポット情報
木下藤吉郎が浅井家滅亡の戦功により、羽柴秀吉と名を改め、一国一城の主となったのが天正3年(1575)のこと。戦国期、交通の要衝であった今浜(後の長浜)の地に得意の土木工事で見事な城を築いたのが長浜城。豊臣家の滅亡後、徳川方の手で取り壊されるが、昭和58(1983)年に復興され、城の内部を長浜城歴史博物館として公開。天守閣から眺める湖北の風景は格別。秀吉が育んだ城下町長浜の歴史を楽しみながら学べる。

スポット情報はこちら

国道2号 約0.9km 約5分

2:黒壁スクエア

スポット情報
北国街道沿いの豪商の家や蔵を再生したカフェやレストラン、ショップを訪ねて町歩きを楽しめる。重厚な銀行の建物を再生した黒壁ガラス館は必見。

スポット情報はこちら

県道44号、国道8号、県道265号、国道365号 約13.8km 約49分

3:小谷城跡

スポット情報
山の地形を巧みに利用した戦国武将浅井家三代の居城跡で、織田信長に攻められ落城。山上には石垣や土塁などの遺構が残る。

スポット情報はこちら

国道365号、県道271号 約8.5km 約38分

4:姉川古戦場

スポット情報
元亀元年(1570)、浅井・朝倉軍と織田・徳川軍が相見えた合戦場跡。姉川は血で染まり「血原」の地名が激戦を今に伝える。

スポット情報はこちら

国道365号、伊吹山ドライブウェイ 約30.2km 約1時間12分

5:伊吹山

スポット情報
夏に高山植物が咲く、伊吹山山頂に向かう全長17kmの有料自動車道。濃尾平野のパノラマを楽しみながら快走できる。恋人の聖地に認定され、山頂駐車場に恋慕観音像が祀られる。

スポット情報はこちら

伊吹山ドライブウェイ、国道365号 約17.1km 約50分

6:関ヶ原古戦場

スポット情報
石田三成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が戦った古跡。石田三成が陣を構えた笹尾山には敵方からの攻撃を防ぐ馬防柵や竹矢来が復元され、山上から古戦場全体を見渡せ、三成が見た景色を望むことができる。

スポット情報はこちら

国道365号 約2.4km 約7分

7:関ヶ原IC

ベストシーズン

早春の行事として知られる長浜盆梅展が1月下旬~3月上旬に慶雲館で開催。

7月中旬~8月始めに伊吹山山頂の高山植物が咲き乱れる。

10月中旬~11月中旬にかけ伊吹山を染め上げる紅葉をドライブウェイから楽しめる。

ドライブ情報

  • 伊吹山ドライブウェイは往復通行料3000円、駐車場無料。営業時間8~20時(7月中旬~8月末3~22時、10月は~19時)、12月~4月上旬は積雪のため休業する。

問合せ先情報

  • 長浜市観光振興課 0749-62-4111
  • 米原市商工観光課 0749-58-2227
  • 関ヶ原町地域振興課 0584-43-1112

Copyright (C) 2013 JTB Publishing, Inc. All Rights Reserved./ 2013 JTB Central Japan Corp. All Rights Reserved.
※取材時の情報のため、内容が変更になっている場合があります。お出かけ前にはご確認いただけますようお願いいたします。

MORIZO on the Road