岡山の鍾乳洞、井倉洞で涼もう!観光におすすめのドライブルート

‘備中の小京都’高梁を探訪し、自然の景勝を巡る

かつて備中の中心地として栄えた高梁。清流高梁川の支流、紺屋川沿いに藩政時代の名残をとどめる紺屋川筋が広がる。備中松山城は難攻不落の名城と謳われた山城。吹屋町並み保存地区は吹屋銅山と銅鉱石の副産物のベンガラの生産で栄えた町だ。赤い家並みが独特の風情を漂わせる。井倉洞は奇石怪石が織りなす幻想の世界。井倉峡は石灰岩の白さが印象的。秋は紅葉が美しい。

ルートマップ:約3時間19分 (約88km)

S:賀陽IC

国道484号 約14km 約29分

1:紺屋川筋

スポット情報
高梁の美観地区として、ぜひ訪れたいスポット。高梁川に流れ込む伊賀谷川に沿い、桜と柳の美しい並木が続く。この伊賀谷川はもともと備中松山城の外堀だったもの。橋のたもとには石灯籠や恵比寿宮があり、西村邸や藩校有終館跡、岡山県下最古の高梁キリスト教会堂といった見どころも川沿いに多数立ち並ぶ。​

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一般道 約3km 約11分

2:備中松山城

スポット情報
市街地北端の臥牛山に築かれた山城で、美濃の岩村城、大和の高取城とともに日本三大山城のひとつ。今も山上には堅牢な石垣がそびえ威風堂々たる佇まいだ。天守、二重櫓、土塀の一部が現存し、国の重要文化財に指定されている。現存天守の中では最も高い標高430mにあり、二ノ丸からは高梁市街の景色を見下ろせる。天守の1階には囲炉裏と装束の間が、2階には御社壇がある。天守の裏から通じる二重櫓は、天守と同様の2層2階建ての構造。ひな壇上に積み上げられた高石垣も圧巻だ。雲海が出る時期は9月下旬~4月上旬の早朝。時間は明け方から午前8時頃まで。特に10月上旬~12月上旬の朝と日中の気温の差が大きい場合に濃い朝霧ができる。

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県道85号 約25km 約1時間

3:吹屋町並み保存地区

スポット情報
江戸時代にベンガラの一大生産地として発展。西江家や広兼家などベンガラ長者を生みだした。ベンガラと石州瓦で統一された町並みが美しい。

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県道85号 約23km 約1時間

4:井倉洞

スポット情報
全長は1200m。高さ240mの石灰岩がそびえる麓に入口があり、芸術的な鍾乳石(岡山県指定天然記念物)の世界が広がる。​

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一般道 約0.5km 約1分

5:井倉峡

スポット情報
岡山県の三大河川の一つ高梁川に削られた、高さ約240mの石灰岩の絶壁と、モミジやイチョウ、カエデなど色鮮やかな紅葉の対比が美しい。近くの鍾乳洞・井倉洞もぜひ立ち寄りたい。

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国道180号 約17km 約34分

6:新見IC

ベストシーズン

紺屋川筋の桜並木が華やかに咲き誇る。

ひんやりとした空気が気持ちいい井倉洞へ。

井倉峡の240mの白い岩壁に紅葉が映える。

ドライブ情報

  • 備中松山城は山城のため、山麓のふいご峠駐車場に車を置いて山道を20分ほど歩くことになる。駐車場までの道は狭いので運転注意。

問合せ先情報

  • 高梁市商工観光課 0866-21-0229
  • 高梁市観光協会 0866-21-0046
  • 高梁市成羽町観光協会吹屋支部 0866-29-2222
  • 新見市商工観光課 0867-72-6136

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