斑尾高原・黒姫高原の爽快ドライブ 長野県の観光におすすめのドライブルート

斑尾、妙高、黒姫の信州国境の3つの高原を爽やかに走る

斑尾山、妙高山、黒姫山麓の高原エリアを周遊する爽快高原コース。最初に訪れる沼の原湿原は斑尾山北に位置する湿原。高山植物で知られるが、実は野鳥の宝庫でもある。沼の原湿原から野尻湖方面へは万坂峠越えで。以前は冬期通行止だったが、現在は通年通行に。冬期道路の安全確保のため拡張工事も進む。新赤倉と妙高山中腹を結ぶ妙高高原スカイケーブルはGW・夏~秋営業だが、斑尾山、野尻湖など走ってきたルートが見渡せる絶景地にらくらくアクセス。帰りは滝や黒姫高原などに立ち寄りながら信濃町ICを目指す。

ルートマップ:約1時間40分(約53km)

S:豊田飯山IC​

約12km 県道96号、地方道、県道97号、地方道 約20分

1:沼の原湿原

スポット情報
標高870m、21万平方mの大湿原には、四季折々に美しさを見せる植物が自然のままに生育しており、一周約1時間の遊歩道を散策しながらゆっくり眺めることができる。4月下旬~5月中旬にかけてはミズバショウ、5月上旬からは黄色い小さなリュウキンカ、6月にはカキツバタが花開く。野鳥の宝庫でもあり、バードウォッチングを楽しむ人も多い。

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約13km 地方道、県道97号、県道96号、県道504号 約25分

2:野尻湖ナウマンゾウ博物館

スポット情報
野尻湖畔に立つ博物館。発掘された化石をもとに実物大で復元した迫力満点のナウマンゾウとオオツノジカの復元像や、骨器、石器の展示のほか、化石にさわれるコーナーも。館内を巡れば、野尻湖周辺の5万年にわたる歴史や自然が理解できる。

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約4km 国道18号、地方道 約10分

3:北国街道・関川の関所「道の歴史館」

スポット情報
佐渡で産出した金を江戸に運ぶために整備された北国街道。途中、越後と信濃の国境に設けられていた「関川の関所」を、当時のままに復元。御番所や役人宅の様子が間近に見られる。敷地内の情報館では資料やジオラマの展示をはじめ大画面の街道シアターなどで関川の関所の歴史を楽しく分かりやすく知ることができ、当時をしのぶことができる。

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約6km 地方道、県道39号 約10分

4:妙高高原スカイケーブル

スポット情報
新赤倉から妙高山の中腹までを結ぶゴンドラリフト。眼下に咲く高山植物や裾野の眺めを楽しみながら、約11分で標高1300mの山頂駅に到着だ。

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約7.5km 県道39号、県道399号、県道39号、地方道 約15分

5:苗名滝

スポット情報
別名「地雷滝」と呼ばれる名瀑。55mも高さがある柱状節理の美しい岩盤から流れ落ちる。滝の周囲は緑が多く、秋の紅葉風景はより感動的に。

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約7km 地方道、県道39号、県道280号、県道119号、地方道 約15分

6:旬花咲く黒姫高原(旧黒姫高原コスモス園)

スポット情報
信濃富士の異名を取る黒姫山の裾野に、春から秋にかけて旬の花々が咲き乱れる。色とりどりに風に舞う花々の向こうには雄大な山並みと眼下には野尻湖が広がる絶景。パノラマリフトに搭乗すれば旬の花々の空中散歩とこの絶景が満喫できる。園内には遊歩道が張りめぐらされており、花を見ながらのんびりと高原の散策が楽しめる。春は16万株の芝桜。初夏、自生する雪アジサイは1万株。自生規模は国内最大級。そして秋は2000株のダリアに100万本のコスモスが咲き誇る。

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約3km 地方道、県道119号 約5分

7:信濃町IC

ベストシーズン

斑尾高原の沼の原湿原は5月上旬にミズバショウとリュウキンカの競演が見られる。6月上旬が見頃のミツガシワも美しい。

斑尾のタングラムラベンダーパーク&フラワーガーデンでは、6月下旬~8月上旬に早咲き種から遅咲き種のラベンダーが咲く。見頃は7月上~下旬。

旬花咲く黒姫高原といったらコスモス。見頃は8月下旬~9月下旬。10月上旬には無料のコスモス摘み取りも実施。各種イベントも開催。

各高原ともスキーの本場。スノースポーツを堪能したら、妙高や黒姫では温泉にとっぷりと。

ドライブ情報

  • 12月~4月上旬はスキーシーズンとなり、周辺には冬期通行止めの道路も。
  • 信濃町IC以北は対面通行。夏は信濃町IC付近で渋滞になることもある。
  • 斑尾から国道18号に出る県道504号は道幅が狭いので対向車に注意を。
  • 時間があれば、妙高高原の笹ヶ峰まで足をのばしてみよう。

問合せ先情報

  • 斑尾高原観光協会 0269-64-3222
  • 妙高市観光協会 0255-86-3911
  • 信濃町観光案内所 026-255-3226

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