青海島、角島を巡る 山口の観光におすすめのドライブルート

海と空と大地が織りなす、壮大な風景に感動!

長門市は童謡詩人・金子みすゞの故郷。長門市で金子みすゞ記念館と湯本温泉を訪ね、さらに海沿いの道を走って下関を目指す、風光明媚な島々を巡り、壮大な大自然を体感するロングドライブコース。最初は美祢ICから国道316号でホタル舞う古湯、湯本温泉へ。日帰り入浴で美肌の湯を楽しんだ後は、金子みすゞ記念館で優しさに満ちたみすゞワールドに浸る。そして響灘沿いの道をひた走る半島ドライブへ。青海島では観光汽船に乗船して“海のアルプス”とも呼ばれる絶景を海から楽しもう。角島と本州をつなぐ角島大橋は、眺めても渡っても心に残る絶景の橋。宿泊プランをたてて余裕を持って走りたい。

ルートマップ:約4時間30分 (約152km)

S:美祢IC

約24km 国道316号 約48分

1:楊貴妃浪漫の宿玉仙閣

スポット情報

長門湯本温泉の宿「楊貴妃浪漫の宿 玉仙閣」では日帰り入浴が可能だ。大浴場「華清湯」にある「楊貴妃のお風呂」は、この宿のシンボルともいえる名物風呂。中国の西安で発掘された遺跡に基づき、楊貴妃が入っていた風呂を再現したもので、深さ1.2mで立ったまま入れるのが特徴だ。ジャグジー風呂やジェット風呂のある大浴場「太子湯」とともに露天風呂があり、朝夜で男女が入れ替わる。楊貴妃伝説が残る地のため、館内には楊貴妃に関する美術品や調度品を展示。食事処「仙楽」でランチが楽しめる曜日もあるのでチェックを。

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約9km 国道316号、一般道 約21分

2:金子みすゞ記念館

スポット情報

金子みすゞの実家跡に「金子文英堂」を再現し、当時のみすゞの生活をうかがうことができる。本館では、みすゞの作品と生涯を中心に展示し、みすゞの世界の魅力を分かりやすく紹介している。

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約6km 一般道 約15分

3:青海島

スポット情報

青海大橋で仙崎市街とつながる、周囲約40kmの島。島全体が国の名勝及び天然記念物に指定され、特に北側の海岸は日本海の荒波に浸食された海食洞窟や断崖、奇岩が多く見られ、「海上アルプス」の別名もある。景観探勝は、青海島自然研究路と、海上からの青海島観光船がおすすめだ。南西部に位置する青海湖は周囲4km、日本海と長さ1.3kmの「波の橋立」と呼ばれる砂州で隔てられた、山口県最大の淡水湖。通地区は江戸から明治末期までは沿岸捕鯨の基地として栄えたところで、鯨墓や長門市通くじら資料館、網元・早川家住宅などの見どころがある。

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約23km 国道191号 約51分

4:千畳敷

スポット情報

標高333mの高台に広がる草原。眼下に紺碧の日本海を見下ろし、果てしなく広がる海と空の一大パノラマが展開する。軽食喫茶・カフェカントリーキッチン(時間:11~17時、定休日:木曜、冬期は平日不定休、電話:0837-37-3824)があり、ここからの眺めは絶景。キャンプ場(千畳敷高原キャンプ場、電話:0837-37-4211)も併設している。周辺には風力発電の風車も見られる。

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約36km 地方道、国道191号、県道276号 約55分

5:角島

スポット情報

日本海に浮かぶ山口県西端の島。周囲約17km。海岸線の美しさはすばらしく、沈む夕日も絶景。古くから牧畜が盛んで、東側の牧崎風の公園の手前では牛がのんびり草を食む放牧風景も見ることができる。西側の角島灯台公園には、明治9年(1876)に英国人技師R.H.ブラントンの設計で立てられた総御影石造りの国指定重要文化財、角島灯台が立つ。しおかぜの里角島では、特産品を販売。夏(7月中旬)になると、西側の夢崎波の公園周辺ではハマユウが開花する。

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約54km 国道191号 約80分

6:下関IC

ベストシーズン

青海島さくらの里では約1000本のソメイヨシノが斜面をピンクに染める。

湯本温泉の音信川では初夏にゲンジボタルが幻想的な風景を見せる。

ドライブ情報

  • 国道191号は渋滞ポイントがほとんどない快適なドライブルート。
  • 角島大橋の入口に駐車場、売店、トイレ、展望台あり。島内の道路はほぼ一本道で、中央付近の「しおかぜの里角島」は食事も評判の休憩ポイント。

ドライブルートの確認

問合せ先情報

  • 長門市観光課 0837-23-1137
  • 長門市観光コンベンション協会 0837-22-8404

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