中馬街道とR153と南信、昼神温泉を巡る おすすめドライブルート

かつて三河湾の塩を山間へ運ぶ「塩の道」だった中馬街道には、新しさや懐かしさを感じる見どころが満載。豊田勘八ICからどんぐりの里いなぶへ向かう中馬街道の道中も、のどかで昔懐かしい風景に出会える。どんぐりの里いなぶは、新鮮な高原野菜の直売があり、温泉も人気だ。北上し、長野県の昼神温泉へ。南信最大の温泉で湯めぐりを楽しもう。飯田市へ入り三和観光農園へ。夏、秋の収穫体験のほか、通年ジャムづくりなどの加工体験もできる。最後に向かうは、しらびそ峠。山道のワインディングロードを行き、絶景を堪能しよう。

ルートマップ:約4時間55分(約139km)

S:豊田勘八IC

約14km 国道153号 約30分

1:中馬街道

スポット情報
古来足助は、尾張三河と信州方面を結ぶ伊奈街道(明治以降は飯田街道)の要地で、中馬街道とは飯田街道の別称。三河湾で作られた塩を山間部へ運ぶための、「塩の道」として発展したといわれる。中馬とは、今でいう運送業者のことをいう。

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約24km 国道153号 約45分

2:どんぐりの里いなぶ

スポット情報
地場の農作物を販売する「どんぐり横丁」と、2011年10月にリニューアルオープンした「どんぐりの湯」からなる。1F花の温泉と2F森の温泉は定休日の木曜日を境に週替わりの男女入れ替え制。露天風呂が大幅に広くなってゆったりとできる。

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約47km 国道153号 約90分

3:昼神温泉

スポット情報
中央アルプス南端、網掛山麓の阿智川沿いに位置する昼神温泉。昭和48年(1973年)、トンネル試掘の工事中に湯が湧き出し開湯されたが、その存在はすでに江戸時代から認められていたという。大小さまざまな22の宿泊施設が湯煙を上げ、静かで自然豊かな環境には静養目的の客が多く訪れる。名物の朝市は、正月三が日以外の毎朝温泉街の中心地で開かれている。

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約12km 国道153号、一般道 約30分

4:三和観光農園

スポット情報
ブルーベリー狩りのほか、秋にはりんご狩りも。5名以上からもぎたてのフルーツで作るジャム作り体験ができる。また、自家製りんごを使用したアップルパイ作りもできる。

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約42km 国道153号、県道83号、251号、国道474号 約100分

5:しらびそ峠

スポット情報
飯田市道上村1号線にあり、南アルプスの登山口でもある標高1833mの峠。3000m級の南アルプスを間近に望む絶好のマウンテンビューポイントとして知られる。谷を一つ隔てて荒川岳、赤石岳、大沢岳、聖岳などが並ぶよう見える。四季折々の美しい風景が楽しめるが、紅葉や山頂に雪をいただくシーズンは格別だ。また西側に目をやると中央アルプスの峰々も見ることができる。車でのアクセスは飯田方面からは上村、三遠南信道の標識を目印に。11月下旬~4月上旬通行止。

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ベストシーズン

2月~3月、中馬街道の足助町では、古い町並みの民家や商店などに、土びなや衣装びなが華やかに飾られる「中馬のおひなさん」が催される

国道153号の最高地点にある治部坂高原は、夏は一面コスモス畑となり、多くの人で賑わう

中馬街道の道中にある香嵐渓は全国的にも有名な紅葉スポット。シーズン中は夜間ライトアップが実施され、見ごろは例年11月中旬~12月上旬頃

ドライブ情報

  • しらびそ峠は、11月下旬~4月上旬通行止。道路状況を確認してから出かけよう。
  • 紅葉のシーズン、香嵐渓付近は非常に混雑、渋滞する。この時期は国道153号は避け、県道11号、33号から迂回して稲武方面へ向かおう。