美瑛から富良野へ 「北の国から」ロケ地ドライブルート

懐かしのテレビドラマロケ地巡りで知る富良野の魅力

旭川空港から、ヨーロッパのような田園風景が広がる美瑛を抜け、北海道の中心部にある「へその町」、名作テレビドラマ『北の国から』の舞台となった富良野へ。まずは富良野駅近くにある「北の国から」資料館に訪れ、予備知識を蓄えてから麓郷の森や五郎の石の家などのロケ地を巡るのがおすすめ。放映から30年を過ぎた現在も色あせることなく、毎年多くの観光客が訪れる理由がわかるはず。存分にドラマの世界を堪能したら、ワインの製造工程の見学ができ、多様なワインも揃うふらのワイン工場へと向かおう。

ルートマップ:約2時間15分(約100km)

S:旭川空港

約50km 道道68号、国道237号 約1時間

1:「北の国から」資料館

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連続テレビドラマ『北の国から』のロケ地を巡る前にまず立ち寄っておきたい場所。撮影に使われた道具や衣装、作家の倉本聰氏直筆の原稿やドラマのセットなどを展示している。

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約17km 国道38号、国道237号、道道544号 約30分

2:拾って来た家―やがて町

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『北の国から(2002遺言)』で、主人公の五郎が廃材を集めて建てた家。ゴンドラを利用した出窓や、トラックのコンテナが使われた壁など、ユニークなアイデアが楽しい。「純と結の家」や「正彦とすみえの家」など、4棟が立ち並ぶ。

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約2km 道道544号 約5分

3:麓郷の森

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TVドラマ『北の国から』のロケの中心地。生い茂る森林の中には、ドラマでは焼失してしまった丸太小屋、黒板家が最も長く住んだ小さな家などが点在する。絵ハガキなどを販売する「彩の大地館」や喫茶棟もある。ロケ地見学に関しての問い合わせは、ふらの観光協会(0167-23-3388)へ。

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約4km 道道544号 約5分

4:五郎の石の家

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麓郷の森の東にある、ドラマ「北の国から」黒板五郎の5番目の家。開拓の際に土中から掘り出された石を積み上げ、五郎が独力で建てた。薪で沸かす石風呂や暖かく燃える暖炉のシーンが印象に残る。『’95秘密』から登場。「最初の家」の復元もされている。

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約23km 道道544号、国道38号、国道237号、道道759号 約30分

5:ふらのワイン工場

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地元産ブドウを使い、ワインの醸造、販売までを行う市運営のワイナリー。富良野盆地は昼夜の寒暖差があるため、ブドウの糖度も高くなりワイン作りには適しているという。工場ではワインの購入はもちろん、製造工程の見学や試飲もできる。

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約5km 道道759号、道道298号 約5分

6:富良野駅

ベストシーズン

4月になってようやく暖かくなるが、朝晩は冷え込むので注意。桜は5月上旬に満開になる。

ラベンダー園が最も多い富良野市や中富良野町。ラベンダーの最盛期は7月中旬~下旬。6月~8月下旬にはポピーやルピナスなど多彩な花が咲き揃う。花をテーマにしたイベントも多数行われ、町が活気づくシーズンだ。

富良野の秋は、9月中旬の富良野岳や十勝岳連峰の紅葉から始まる。富良野の市街地や麓郷地区での見ごろは10月上旬。また、富良野では11月上旬にカラマツが色づき、年に2度紅葉を楽しめる。

11月には完全に雪に覆われ、全てのスキー場で滑走可能に。気温はマイナス30℃になることもあるので防寒をしっかりと。

ドライブ情報

  • 道路上からも花の景色が見られるので、景色に気を取られて一時停止などの標識を見逃さないで。
  • ラベンダー開花時期の土・日曜などはラベンダー園の周辺は渋滞必至。時間に余裕を持った行動を。
  • 麓郷の各ドラマロケ地は、カーナビでは「富良野市麓郷」で検索を。

問合せ先情報

  • ふらの観光協会 0167-23-3388
  • 中富良野町観光協会 0167-39-3033
  • 旭川観光協会 0166-23-0090

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