最上川のライン下りと山形そば街道を楽しむ 山形・新庄ドライブルート

最上川舟下りとそば街道、フルーツ狩りで自然と味覚をたっぷり​

日本三大急流の一つで、芭蕉の句「五月雨を あつめて早し 最上川」で知られる最上川を舟で下るのが、このコースのハイライト。風景はもちろん、船頭の舟唄とユニークなトークも楽しみ。帰路は、県道34号経由で新庄に立ち寄り、新庄ふるさと歴史センターで新庄まつりの華麗な山車を間近で見学。最上川三難所そば街道でもある国道347号を走って寒河江に向かう。お昼はコシがあって香り高い田舎そばを味わいたい。べに花の里といわれる河北町の紅花資料館で紅花文化にふれ、ドライブの締めくくりのさくらんぼ会館へ。フルーツ狩りはもちろん、サクランボみやげも要チェックだ。1泊2日の余裕があるならノスタルジックな町並みで知られる銀山温泉に1泊するのもおすすめだ。

ルートマップ:約3時間45分(約134km)

S:東根IC

約58km 国道287号、国道13号、国道47号 約1時間40分

1:最上川芭蕉ライン舟下り

スポット情報
日本三大急流の一つ、最上川中流に位置する最上峡約12kmを1時間かけて下る舟旅。景色だけでなく、船頭さんの鍛え上げた舟唄とトークも楽しみ。途中、10分ほど休憩があり、水上コンビニで鮎の塩焼き400円などが買える。舟は季節により屋根なし、屋根付き、冬のこたつ舟などがある。帰りは路線バス400円利用。車の回送2500円もある。

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約16km 国道47号、県道34号など 約30分

2:新庄ふるさと歴史センター

スポット情報
雪国の生活民具約1万点を展示。城下町として栄えてきた新庄の歴史や文化を紹介している。お祭りホールでは、新庄まつりコンテストで優秀だった山車を常設展示。まつりの様子も上映している。所要45分。

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約47km 県道34号、国道13号、国道347号、県道285号 約1時間10分

3:河北町紅花資料館​

スポット情報
富農だった堀米四郎兵衛の屋敷跡を利用してつくられた、紅花のことがわかる資料館。江戸時代には京都に送られた河北地方の紅花が口紅になり、染め物にも使われた。紅染体験1300円~(所要約1時間、1週間前までに予約。5人以上で実施)も可能。

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約7km 県道285号、県道25号、国道112号 約15分

4:さくらんぼ会館

スポット情報
道の駅寒河江内の施設で、さくらんぼの栽培に関する写真やパネルなどを展示する、さくらんぼの歴史館。市内300カ所の果樹園の案内のほか、受付(9~15時)も行う。さくらんぼ狩りは6月上旬~7月上旬ごろ。

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約6km 国道112号 約10分

5:寒河江IC

ベストシーズン

春の新緑を眺めて下る最上川の舟下りは格別だ。

新庄や寒河江を代表する果物といったらサクランボ。艶やかなルビー色でたっぷりと甘い佐藤錦をはじめ、紅さやか、紅秀峰、紅てまりなど佐藤錦を親にした品種も続々登場。サクランボ狩りが楽しめるのは6月上旬~7月上旬。

山形そば街道とは、最上川三難所そば街道、おくのほそ道尾花沢そば街道、大石田そば街道の3つのこと。オリジナル品種はでわかおり。そばの花の季節は9月上~中旬。新そばが味わえる時期は10月中旬から。

最上川の舟下りは12~3月はこたつ舟で温まりながら舟旅を楽しめる。

ドライブ情報

  • 東根ICから最上川芭蕉ライン舟下り乗船場への行程では、野黒沢ICから自動車専用道路の尾花沢新庄道路(国道13号)で。新庄ICを降りたら国道47号の新庄南バイパスを利用すると早い。
  • 最上川芭蕉ライン舟下りは片道と往復があり、片道の場合は路線バスで乗船場に戻るが、12~3月を除いて車の回送(有料)もある。
  • 山形そば街道のひとつ、最上川三難所そば街道は、国道347号と最上川間の農道沿いに店が多い。
  • 帰路の国道347号は、行きの国道13号より交通量や信号が少なくのんびり走れる。

問合せ先情報

  • 新庄市商工観光課 0233-22-2111
  • 尾花沢市観光物産協会 0237-23-4567
  • 寒河江市情報観光課 0237-86-2111
  • 河北町産業課0237-73-5162

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