襟裳岬を目指す 北海道おすすめ 帯広・広尾ドライブルート

​太平洋の大海原と十勝平野を望む絶景ルート​

帯広と広尾を結ぶ国道236号は「南十勝夢街道」とよばれ、サイロや牧草ロールの置かれた十勝平野らしい牧場風景が広がる。国道336号に入ると、日高山脈の断崖と大海原に挟まれた黄金道路だ。太平洋の荒波を間近に感じながら、突端の襟裳岬を目指そう。強風吹きすさぶ襟裳岬がいかにも北海道を感じさせてくれる。道中の牧場や道の駅などでは、十勝の大地が育んだミルクを使ったスイーツを味わいたい。

ルートマップ:約4時間25分(約239km)

S:JR帯広駅

約31km 国道236号 約30分

1:中札内美術村

スポット情報
約14万5000平方mという広大な敷地内に美術館やギャラリーが点在。林の中の遊歩道を歩いて芸術散歩を楽しもう。

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約100km 国道236号、国道336号、道道34号 約1時間20分

2:襟裳岬

スポット情報
北海道南部に全長約150kmにも及び険しい姿を見せる日高山脈が、太平洋に沈み込んで行く地にあたる岬。岬上には襟裳岬灯台が立ち、岬先端から約2kmも先まで岩礁が続く景観は壮大。日本でも有数の強風地帯で、強風体験ができる襟裳岬「風の館」も立つ。沖合で暖流の黒潮(日本海流)と寒流の親潮(千島海流)とがぶつかり合うため、霧の発生も多い。因みに襟裳岬はアイヌ語で“オンネエンルム(大きな岬)”といい、平成22年(2010)には、神威岬や幌尻岳とともに国の名勝ピリカ・ノカ(美しい・形)に指定された。

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徒歩すぐ

3:襟裳岬「風の館」

スポット情報
襟裳岬は風速10m/s以上の風が、年間290日以上も吹きつける日本屈指の強風地帯。その風をテーマにした博物館で、えりも町周辺の気象モニターで表示したり、えりもの人々の生活と風のかかわりを映像で紹介するほか、風速25m/sの強風を体験できる施設などがある。展望室からは1年を通してゼニガタアザラシが観察できる。所要1時間。

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約17km 道道34号 約25分

4:黄金道路

スポット情報
えりも町と広尾町を結ぶ国道336号の通称。建設費が道路に黄金を敷き詰めるほど莫大にかかったことが名前の由来となっている。

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約61km 国道336号、国道236号 約1時間20分

5:半田ファーム

スポット情報
酪農家の家族が営む牧場カフェ。牧草からこだわったミルクを使った3種類のチーズを製造している。ソフトクリーム280円も人気。

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約30km 国道236号 約50分

6:JR帯広駅

ベストシーズン

えりも町や広尾町では、4月ごろに真ツブやボタンエビが旬を迎える。

十勝平野を走る国道236号線沿いには白い花を咲かせるジャガイモの畑が一面に。黄金道路の海岸沿いには昆布漁や天日干しの様子が見られる。

10月下旬~11月上旬カラマツ防風林の紅葉が見ごろ。

ドライブ情報

  • 国道236号は単調な道が続くのでスピードの出し過ぎや居眠り運転に気をつけよう。
  • 黄金道路と呼ばれる国道336号の海岸沿いは高波で道路が濡れていることも。天候や道路の修復で通行止めになることもある。
  • 夏期には襟裳岬周辺は霧が発生しやすいのでライト走行など注意を。

問合せ先情報

  • 帯広コンベンション協会 0155-22-8600
  • とかち観光インフォメーション 0155-23-6403
  • えりも町産業振興課 01466-2-4626

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