然別湖、旧幸福駅を巡る 北海道 十勝・帯広ドライブルート

どこまでも続く酪農地帯を抜け南大雪の大自然を体感​

​とかち帯広空港を出発し、まず「愛の国から幸福へ」のフレーズで有名な幸福駅へ向かう。定番みやげの切符を購入したら、十勝平野の広大な酪農風景を眺めながら然別湖へ。途中、帯広名物・豚丼や、十勝を代表するスイーツの老舗柳月スイートピアガーデンなどのグルメを味わいたい。然別湖でアクティビティを楽しんだ後、国道237号で糠平方面へ進むと、旧国鉄士幌線アーチ橋梁群が現れる。緑豊かな森と調和する北海道遺産は圧巻だ。

ルートマップ:約4時間(約148km)

S:とかち帯広空港

約6km 道道109号、道道1157号 約10分

1:旧幸福駅

スポット情報
「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで1970年代に大ブームとなった駅。愛国駅の駅舎は記念館、幸福駅は公園になっており、外国人観光客も多く訪れる。廃線まで活躍した2両のディーゼルカー、プラットホーム、木造の駅舎が保存され、廃線後に設置された「こうふくの鐘」は記念撮影スポットになっている。

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約32km 国道236号、国道38号、国道241号 約50分

2:柳月スイートピア・ガーデン

スポット情報
100種類以上のお菓子、喫茶コーナー、工場見学コース、パティシエ体験(有料)など、十勝スイーツを満喫できる工場直営店。店舗限定品で、リピーターも多いごまのロールケーキ「ガーデンロール」は、土産の品におすすめ。また、喫茶コーナーでは、柳月特製ソフトクリームや、ガーデンクレープなどを楽しめる。無料のコーヒーサービスもしているので、ドライブ休憩に利用したい。代表銘菓の白樺のバウムクーヘン「三方六[さんぽうろく]」の製造ライン見学は子供たちに大人気。

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約48km 国道241号、道道133号、国道274号、道道85号 約1時間15分

3:扇ケ原展望台

スポット情報
鹿追町から然別湖へ向かう道道85号沿いにある展望台。扇のように十勝平野が広がり、晴れた日には日高山脈まで一望することができる。黒土と緑の葉のコントラストが美しい。

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約4.7km 道道85号 約10分

4:然別湖

スポット情報
大雪山国立公園内にある湖では唯一の自然湖。標高810mと、北海道の湖の中では最高所にあり、アウトドア体験が人気の周囲13.8kmの静かな湖だ。湖岸は複雑に入組んでおり、湖北側には弁天島が浮かび、ナキウナギなどの固有種も生息する。一周する道はなく、西岸にホテルが2軒と然別湖ネイチャーセンターがあり、ネイチャーセンターでは自然を満喫できるいろいろなアクティビティプログラムを用意している。

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約25km 道道85号、国道273号 約55分

5:旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群

スポット情報
糠平湖周辺には、橋梁長が100mを越える第五音更川橋梁や、1~5月に湖の水位が下がると姿を現わす幻の橋・タシュウベツ川橋梁など、廃線跡のコンクリート造りのアーチ橋が点在している。橋と自然が調和した景色は見事。

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約32km 国道273号、国道241号、国道242号 約35分

6:足寄IC

ベストシーズン

然別湖の遊覧船は5月下旬から。6月には新緑の季節を迎える。

十勝地方の牧場では草を食む牛たちの姿が。然別湖でのカヌーや釣り、ハイキングで大自然をたっぷり堪能しよう。

1月下旬~3月の厳冬期、凍結した然別湖の湖上に「然別湖コタン」が出現する。アイスチャペルやアイスバーなど、氷の幻想的な世界が楽しめる。氷上露天風呂が大人気。

ドライブ情報

  • 然別湖周辺の道は、対向車とすれすれになるほど幅が狭いので注意。
  • ぬかびら源泉郷や層雲峡にガソリンスタンドはないので給油は計画的に。
  • 然別湖と糠平湖を結ぶ道道85号は11月下旬~4月下旬通行止め。

問合せ先情報

  • 十勝観光連盟 0155-22-1370
  • 帯広観光コンベンション協会 0155-22-8600
  • 上士幌町観光協会 01564-2-3355

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