玄界灘沿いを走り海を感じる 佐賀・唐津ドライブルート

城下町と港町を結び、美食、美観を求めて海岸を走る​

唐津から呼子に向かって玄界灘沿いをひた走る自然いっぱいのドライブ。バイパスを抜けて唐津方面に走っていると、車道を包み込む松のトンネルが続く。ここが唐津の玄関口とされる特別名勝、虹の松原。さらに進み唐津市街に入ると、右手に街のシンボル唐津城が現れる。唐津の中心部を抜けて海沿いの国道204号を北上。半島の先端まで到着したら国の天然記念物、七ツ釜へ。豪快で美しい玄海灘の風景をたっぷりと眼に焼きつけよう。漁港として賑わう呼子に到着したら、名物のイカを食べておきたい。呼子大橋を越えると風の見える丘公園。島から眺めるリアス式海岸もまた別の味わいがある。最後は海中展望塔のある波戸岬で焼きたてサザエを堪能したい。

ルートマップ:約2時間30分(約75km)

S:二丈浜玉道路終点

約4km 県道347号 約10分

1:虹の松原

スポット情報
防風と防潮のため、初代唐津藩主の寺沢志摩守広高が植林した松林。静岡・三保の松原、福井・気比の松原と並び日本三大松原のひとつに数えられ、国の特別名勝に指定されている。約5kmにわたって100万本のクロマツが群生し、夏場は海水浴に訪れる人で賑わう。

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約3km 県道347号、一般道 約6分

2:唐津城(舞鶴城)

スポット情報
慶長13年(1608)に築城。東西の松林を翼に見立てると鶴に見えることから、舞鶴城とも呼ばれる。内部は刀などの武具や唐津焼、江戸時代の城下町を再現したジオラマを展示した資料館となっている。

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約19km 一般道、国道204号、一般道 約35分

3:七ツ釜

スポット情報
玄武岩の断崖が玄界灘の荒波により浸食されてできた景勝地。その名の通り、ちょうど七つのかまどを並べたように洞窟が並んでいる。大きいもので高さ5m、奥行き110mもある。洞窟の上は草原になっていて、展望台や遊歩道が整備されているので散策してみたい。

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約5km 一般道、国道204号 約10分

4:マリンパル呼子

スポット情報
呼子周辺の海をめぐる遊覧船の発着拠点。七ツ釜遊覧船イカ丸は海食洞窟七ツ釜が見られる。鯨をかたどったデザインの半潜水型海中展望船ジーラとピンクジーラは鷹島方面を周遊し、海面下1.2mの海中窓から魚の生態が見学でき、子ども達に人気。

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約5km 国道204号、呼子大橋 約10分

5:風の見える丘公園

スポット情報
眼下に青い海と呼子大橋を眺められる展望スポットで知られる公園。加部島の高台にあり、360度の大パノラマを楽しめる。広々とした眺めは圧巻だ。夜になると、明かりのついた呼子大橋のロマンチックな夜景を満喫できる。公園内には休憩コーナーもある。

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約9km 呼子大橋、国道204号、県道301号 約15分

6:波戸岬さざえのつぼ焼き売店

スポット情報
夕日スポットととして有名な波戸岬。名物のサザエのつぼ焼き屋台では、甘辛い醤油で味付けたプリプリとしたサザエを味わえる。サザエのつぼ焼きやいか焼きなど、新鮮な海の幸に舌鼓をうとう。

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約30km 県道301号、県道254号、国道204号、国道202号 約60分

7:二丈浜玉道路起点

ベストシーズン

風の見える丘公園の周辺では菜の花が咲き、唐津城、鏡山では桜が咲き誇る。

呼子ではヤリイカと呼ばれるケンサキイカは、3月下旬~12月初旬に玄界灘でよく獲れ、9月下旬にはイカまつりも。

秋季例大祭の「唐津くんち」が開催され町中が賑わう。

呼子で「みずイカ」「藻イカ」の名で知られるアオリイカや、甘みの強い甲イカは冬場に水揚げが多い。

ドライブ情報

  • 唐津から呼子へは最短ルートではなく国道204号をチョイス。海沿を走るこのルートなら爽快なドライブが楽しめる。
  • 呼子の漁港は道幅が狭いので、車を停めて徒歩での散策がおすすめ。
  • 「唐津くんち」の開催日には唐津駅周辺の駐車場は8~9時には満車に。

問合せ先情報

  • 唐津駅観光案内所 0955-72-4963
  • 唐津観光協会 0955-74-3355
  • 呼子観光案内所 0955-82-3426

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