釧路湿原を一望&カヌーからもウォッチング!周遊ドライブルート

太古の自然が息づく日本最大級の湿原、釧路湿原を周遊するルート。その魅力を展望台や遊歩道、船上から堪能しよう。湿原東側の細岡展望台は、眼下に蛇行する釧路川&遠くに阿寒連峰が見える絶景ポイント。遊歩道の入口にはビジターズラウンジがあり、湿原の情報収集や休憩に便利。塘路ネイチャーセンターでは、カヌーで釧路川を探検したり、ネイチャーウォッチングなどが楽しめる。お腹が空いたら、JR釧路駅近くにある和商市場へ。市場内の店から好みのネタを選んで自分だけの丼を作る「勝手丼」は釧路名物に。

ルートマップ:2時間38分(約109km)

S:たんちょう釧路空港

約42km 道道65号線、まりも国道/国道240号線、釧路湿原道路、摩周国道/国道391号線 約53分

1:​細岡展望台

スポット情報
釧路湿原を見渡す展望台は何カ所かあるが、もっともポピュラーなのがこの展望台。別名大観望とも呼ばれ、果てしなく広がる釧路湿原の雄大なスケールを一望できる。天候に恵まれれば、北に雌阿寒岳や雄阿寒岳を望め、夕日の名所としても知られている。駐車場から先に遊歩道があり、細岡ビジターズラウンジの前の坂を登ると展望広場。さらに遊歩道を進むと大観望がある。

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約18km 摩周国道/国道391号線、道道221号線 約34分

2:塘路ネイチャーセンター

スポット情報
1980年(昭和55) に日本で初めてラムサール条約登録湿地に指定された釧路湿原。そんな水鳥の楽園へカヌーに乗って出かけてみよう。塘路ネイチャーセンターが主催するカヌーツアーのレギュラーコースは、塘路湖から阿歴内川を抜け、釧路川本流へ進む所要3時間のルート。運がよければタンチョウやカワセミのほか、エゾシカやキタキツネが姿を見せることもある。12~3月まで冬期メニュー有り。詳しくは公式サイト参照。

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約30km 道道221号線、摩周国道/国道391号線、橋南幹線通 約46分

3:和商市場

スポット情報
海産物や青果店など約60の店舗が軒を連ねる、釧路市民の台所ともいうべき市場。春はトキシラズ、夏ならマイカ、秋はサンマ、冬はタラやカジカなど、釧路港で水揚げされた魚介類が手に入る。商品の発送も行っているので、みやげ選びにもいい。館内には飲食施設もある。

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約19km 釧路国道/国道38号線、まりも国道/国道240号線、道道65号線 約26分​

4:たんちょう釧路空港

その他周辺おすすめスポット

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    (ショッピングモール/買う(その他))
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    (歴史的建造物/博物館)
  • 釧路市立博物館
    (花見スポット/博物館)

ベストシーズン

雪解け水によって水位が上がる4・5月は湿原を奥まで見渡すことができ、バードウォッチングに最適。

湿原の緑が最も美しいのは、6~8月だが、緑が深さを増す夏がハイシーズン。8月のお盆休み前後なら、レンタカーやアクティビティなどは早めに予約を。

日中も暖かく快適な秋。9・10月は紅葉で色づいた山々や黄金色の湿原を堪能できる。夕景もきれい。

塘路ネイチャーセンターは1・2月は休業となる。

ドライブ情報

  • 細岡展望台の駐車場は約50台。駐車場から遊歩道を進み、展望台へ到着。
  • まりも国道/国道240号線や釧路湿原道路は走りやすいのでスピードの出し過ぎに注意。
  • 和商市場の駐車場は、市場利用で2時間無料。
  • たんちょう釧路空港は、道東観光の拠点となる空港。2階にはみやげや地元の特産品が揃うショップが6店舗、3階には軽食や和食のレストランがある。