瀬戸大橋、大鳴門橋を渡る 香川・徳島ドライブルート

​​​瀬​戸の潮風 海沿い絶景ルート​​​​​​​​

本州と四国を結んだ最初の橋が瀬戸大橋。6つの橋梁を結んだ世界最長の橋を皮切りに、淡路島と四国を結ぶゴール地点の大鳴門橋を目標に、可能な限り瀬戸内の海岸線に沿​​ってひた走る今回のドライブルート。このルートエリアは、数多くの日本映画のロケ地に利用されているので、映画好きの人は、ぜひそのロケ地を巡り、映画を見たときの感動をオーバーラップさせて、再​び映画への思いを馳せて下さいね。善通寺、ジョージ ナカシマ記念館、讃州井筒屋敷などをドライブするから、善通寺界隈では映画「Udon」のロケ地である讃岐うどん店や映画「きな子」のロケ地に立ち寄ったり、ジョージ ナカシマ記念館の近辺では庵治半島にある映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地巡りができる。ほかにも歴史的町並みや、新鮮な活魚料理が楽しめるお店も。さあ、瀬戸内の潮風を感じながら快適なドライブに出発しましょう!

ルートマップ:約6時間04分(約170.4km)

S:瀬戸大橋記念公園

スポット情報
瀬戸大橋記念公園は、本州から四国(坂出)へ渡ると最初に現れる公園。雄大な大橋を最も間近で見られるポイントの1つとして外せないばかりか、コースのスタート地点としても最適ですね。公園は、瀬戸大橋タワーと瀬戸大橋記念館、香川県立東山魁夷せとうち美術館など様々な施設が目白押しでうかうかしていると、ここだけで半日は遊べてしまいそう!ちなみに、マリンドームは映画『Udon』のロケ地で使われたことでも有名です。主役のユースケサンタマリアとトータス松本がイベント終了後に「バンザイ」を歌ったシーンはなかなか印象的でした。さて、スタート地点で半日過ごすのは長すぎるとしても、ここのタワーだけは是非乗ってみるべきですよ。100人乗りの円盤がグルグルと回転しながら地上108mまで上がる様は、まさに遊園地の“展望UFO”の巨大版。瀬戸大橋を一望できますよ。瀬戸大橋の雄大さを実感できる10分間の回転スカイウォークを是非お試しあれ!

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県道192号、国道438号、国道11号、国道193号 約19.9km 約53分

1:総本山善通寺

スポット情報
四国霊場第七十五番札所が善通寺。ご覧のとおり、市の名前にもなるほど由緒あるお寺さん。四国では「金刀比羅宮」と並び、有名なのだとのこと。大空にそびえる五重塔と、その隣の金堂をはじめ、お社の多さにもビックリ。東院と西院に分かれ、約4万5000㎡もある境内の広さも四国隋一でしょうね。金堂では50人は数えられそうなお遍路さんの一行とも遭遇。これも四国ならではの風景です。ちなみにこちらは写経会や仏画教室、宿坊などもあり、親しみやすいお寺さんという印象がありますね。南大門から南へ伸びる大門通りは通称“善通寺ゆうゆうロード”とも呼ばれる大通りで、人工的に整備された小川のせせらぎと、歴史を感じさせる陸上自衛隊善通寺駐屯地の煉瓦造りの庁舎、そして奥に見える五重塔が印象的な風景を醸しだしてますよ。

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県道47号、国道32号、国道377号、国道193号 約36.8km 約78分

2:道の駅 しおのえ

スポット情報
国道193号沿い、讃岐の奥座敷として古くからの賑わう「塩江温泉」。その中央部にあるのが、道の駅しおのえです。ここへ来たならぜひとも食べてもらいたいのが、地元ふじかわ牧場の生乳を贅沢に使ったソフトクリーム!よく、ソフトを食べたら喉が渇く~と言う人もいますが、この魔法のソフトクリームにそんな心配はご無用!ミネラルたっぷりの湧き水を飲んで育った牛のミルクを使っているので、嫌味なくすっと口に入っていく爽快な甘さになっています。で、このソフトクリーム、オススメの食べ方があるんです!!それは…ソフトクリームを購入したら、川を渡ったところにある「足湯」へGO!!実は、この道の駅 しおのえ、温泉郷として賑わう土地だけあって「足湯」があるんです。ソフトクリームを片手に足湯へ浸かって。頭はソフトクリームを味わいながら冷やし、足元は足湯でぽかぽかと温める「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」でのんびり~♪この新感覚の癒しで、ドライブの疲れ、さらには常日頃からたまったストレスもぶっ飛ぶこと間違いなし!騙されたと思って、ぜひ一度お試しを。塩江の大自然に、身も心もどっぷりつかってください!

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国道193号、国道11号、県道36号 約49.3km 約97分

3:ジョージ ナカシマ記念館

スポット情報
県道36号線で四国最北端の庵治半島を巡り、瀬戸内の潮風を満喫したら、今度はガラリと趣を変え、美しい家具の世界へ。入館するなり我々を迎えてくれるのは、格調高くどこか懐かしいような“木々”の香り。ここにはジョージ・ナカシマの仕事と、彼の魂が今も息づいているようです。入って右側は喫茶室になっており、どの家具も自由に触り、座ることが可能なので、ぜひ実際に座ってみることをお薦めします。彼の家具の特徴は、その美しさはもちろん、人間工学を重視した機能美にあるのだとか。だから本当に楽なんです。彼の椅子が「立ちたくない椅子」と呼ばれるのがよ~くわかりますよ。館内には1階左奥のほか2階にも展示室があるので、彼の家具の美しさをしっかり目と体に焼き付けてください。ちなみに現在、彼の家具を作っているのは桜製作所。全てオーダーメイド制なんだそうです。

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県道11号国、国道126号、国道122号 約35km 約76分

4:讃州井筒屋敷

スポット情報
引田で有名なのが、歴史を感じさせるノスタルジックな古い街並み。中でも大庄屋だった「日下家」と醤油業の「岡田家」、そして現在は「讃州井筒屋敷」として著名なここ、佐野家(こちらも酒・醤油業)を合わせ、引田御三家と呼ばれたのだそうです。街並みを見て歩くだけでも十分にノスタルジーを感じられますが、讃州井筒屋敷を訪れた際は、ぜひ母屋をのぞいてみましょう。醤油販売をしていた八畳二間続きの大帳場から母屋、家族団欒の場であった居間、要人を通した奥座敷や茶室までを見ることが出来ますよ。旧家の趣ある造りを眺めながら、ゆっくり休憩するにはもってこいのスポットです。また、和三盆の型抜き体験や、皮小物作り体験など、体験コーナーも多数。敷地内ではお土産も販売しているので寄ってみるといいですね。

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国道11号、県道183号 約29.4km 約60分

5:大鳴門橋遊歩道 渦の道

スポット情報
車で通った大鳴門橋の真下に、海の上を歩いて渡れる遊歩道があるんですよ。なんと、海上45mの高さ!ちょっとコワイけど、入場ゲートを抜けて450m先にある展望室までお散歩スタート。歩いてみると、フェンス越しに海風が吹いてきて、とっても気持ちがいい!しかも、ところどころ床にガラスが埋め込んであるんです。立ち止まって恐る恐る覗き込むと、海峡を行き来する船や豪快なうず潮の様子を真上から見ることができて迫力満点。展望室からは、うず潮はもちろん、周辺の雄大な景色を眺めることができますよ。うず潮は春と秋の大潮時が一番の見ごろ。潮の流れが時速20kmくらいになるんだとか。その日の潮の流れによってうず潮がピークになる時間が違うので、潮見表をチェックしてから行くのがおすすめ。ちなみに、うず潮は引き潮の時は時計回り、満ち潮の時は反時計回りなんだって。

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ドライブ情報

  • 瀬戸大橋からスタートし、大鳴門橋に至るまでの瀬戸内海沿岸をドライブ。映画のロケ地や、讃岐うどん巡りなどなど楽しさ満点!