鳥海山へ行くおすすめの絶景ドライブルート
名瀑と鳥海山の眺望に感動する絶景ドライブ
出羽富士と呼ばれる鳥海山、山麓に点在する名瀑を訪ねるビューコース。往路は酒田みなとICから県道や広域農道などで一ノ滝・二ノ滝を訪ね、鳥海ブルーラインで鳥海山5合目へ。帰路は鳥海山北麓の鳥海ブルーラインを下り、日本海沿いを走るおばこおけさラインを南下。日本海に沈む夕日を眺めるなら、道の駅象潟、三崎公園、十六羅漢岩などがいい。ドライブのハイライト・鳥海ブルーラインは、標高ゼロから1150m付近まで一気に駆け上る全長約35kmの山岳観光道路。鳥海山はもちろん、眼下には庄内平野と日本海、遠くには飛島・佐渡・男鹿半島まで望む雄大な風景が広がる。途中にはビュースポットが点在するので、山と海の絶景を楽しもう。
ルートマップ:約3時間5分 (約119km)
S:酒田みなとIC
約21km 県道59号、県道60号、国道345号、県道60号 約35分
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1:一ノ滝・二ノ滝渓谷
スポット情報
鳥海山を流れる月光川上流の渓谷沿いに、ブナの原生林を通り抜けるトレッキングコースが整備されている。春は新緑、夏は滝の清涼感、秋は紅葉と季節ごとに楽しめる。スタート地点の駐車場から一ノ滝までは歩いて5分ほど。付近には神社や展望台がある。さらに20分ほど登るとニノ滝に到着。ニノ滝は落差が約20mあり水量も多く、鳥海の名瀑として有名。
約36km 県道60号、国道345号、鳥海ブルーライン 約60分
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約4km 鳥海ブルーライン 約10分
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3:鉾立展望台
スポット情報
鉾立展望台は、標高1150m、鳥海ブルーラインの最高所・鳥海山五合目鉾立にある「象潟口登山ルート」入口から400mほど歩いたところにあり、鳥海山はもちろん、渓谷や日本海の絶景を楽しむことができる。展望台までは舗装路が続いており、軽装で行くことができる。登山ルート入口にある駐車場周辺には、ビジターセンターやレストランがあり、ハイカーだけでなく眺望目当ての観光客で賑わっている。
約25km 鳥海ブルーライン、県道58号、国道7号 約30分
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4:にかほ市象潟郷土資料館
スポット情報
潟時代の象潟を再現した825分の1の模型や、象潟の旧景を伝える図屏風などで、昔の象潟の様子が分かる。紀元前446年の噴火の際に埋もれ、近年掘り出された埋もれ木なども展示。芭蕉「おくのほそ道」関係の資料、旧象潟町出身の木版画家・池田修三の作品の常設展示あり。所要40分。
約17km 国道7号 約19分
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5:十六羅漢岩
スポット情報
羅漢のある吹浦[ふくら]は、もともと漁村だったため、昔から多くの人々が荒波に命を奪われてきた。そのことに胸を痛めた海禅寺寛海和尚は、元治元年(1864)から約5年をかけて諸霊の供養と海上の安全を祈り、羅漢を造った。日本海の荒波が寄せる、海岸の自然岩に22体の仏像が彫られている。
約16km 国道7号、県道59号 約30分
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6:酒田みなとIC
ベストシーズン
鳥海山中腹では4月には春スキーを楽しむ人が多い。鳥海ブルーライン沿いの2合目付近には、4月中旬~5月中旬に水芭蕉の群生地も。5月にシラネアオイ、6月にはイワカガミやミヤマキンバイなど鳥海山の高山植物が咲き始める。
鳥海山は高山植物の宝庫。特に登山道を彩るニッコウキスゲが美しい。開花時期は6月下旬~8月上旬。鉾立から比較的歩きやすい七合目の御浜小屋や鳥海湖まで、上りは約1時間50分。象潟は天然岩ガキが名物。太平洋側の真ガキと異なり旬は7~8月。鳥海山からの伏流水の恩恵もあり、大きさは真ガキの3倍ほどで旨みも濃い。道の駅象潟などで味わえる。
鳥海ブルーライン沿いの紅葉は、9月下旬から10月中旬にかけて。大平山荘周辺のナナカマド、ミズナラ、ブナ、カエデなどの落葉樹が見事な色合いに。
ドライブ情報
- 鳥海ブルーラインは4月下旬~10月下旬開通。悪天候時には通行止の場合も。
- 一ノ滝・二ノ滝へ行く県道60号は途中から道幅が狭くなる。対向車に注意を。
- 海岸線を快適にシーサイドドライブができる国道7号は、「おばこおけさライン」の愛称もある海岸道路。さほど交通量も多くないが、海を眺めて脇見運転にならないように。
問合せ先情報
- 遊佐町企画課観光物産係 0234-72-5886
- 遊佐鳥海観光協会 0234-72-5666
- にかほ市観光課 0184-38-4305
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※取材時の情報のため、内容が変更になっている場合があります。お出かけ前にはご確認いただけますようお願いいたします。
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