青森下北半島、本州最北端のおすすめ絶景ドライブルート

霊場恐山と本州最北端を目指す変化に富んだ絶景ドライブ​​

下北半島をぐるっと一周するドライブルート。八戸からは海沿いの国道338号を北上し、走りやすい快適な県道を経由して尻屋崎へ。灯台周辺では放牧された寒立馬が車道に出ることもあるので運転は慎重に。ここからは県道6号を走り、山あいの恐山へ。近くの薬研温泉で一泊したら、むつはまなすラインを経て本州最北端の大間へ。ランチは大間のマグロを堪能しよう。半島の西岸に出ると断崖絶壁の景勝地が続く。願掛岩、仏ヶ浦を走り、山あいの景色が美しい川内町からむつ市へ抜ける。ゴールの青森市内までは国道279号を南下しよう。

ルートマップ:約10時間20分(約397km)

S:八戸北IC

約110km 国道4号、国道338号、県道6号 約2時間45分

1:尻屋崎

スポット情報
下北半島東端に位置し本州最涯地の碑が立つ。先端に光度53万カンデラという日本最大級の規模で海峡を照らす尻屋埼灯台があり、周辺には通年放牧している寒立馬[かんだちめ]がみられる。冬季は閉鎖され、寒立馬は越冬地のアタカで冬を越す。下北半島国定公園に指定されている。

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約42km 県道6号、国道338号 約1時間

2:恐山菩提寺​

スポット情報
比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊山の一つ。境内には硫黄臭がたちこめ、岩場のなかに小石を積んだ山や卒塔婆が見られる。荒涼とした岩場をぬけると極楽浜・宇曽利山湖が開け、極楽浄土を思わせる美しさ。

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約15km 県道4号 約25分

3:ホテルニュー薬研

スポット情報
原生林と薬研渓谷の自然に囲まれた宿。露天風呂や青森産のヒバ(檜)を使った総檜造りの内風呂は渓谷に面し、四季折々の渓谷美を眺めながら入浴できる。湯は無色透明な単純温泉の温泉をかけ流しで。

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約40km 県道4号、国道279号 約1時間

4:大間崎

スポット情報
本州最北の町のさらに最北端の大間崎には、「こゝ本州最北端の地」と刻まれた碑や大間名物のマグロ一本釣りをかたどったモニュメントが立つ。晴れれば直線距離17.5kmの海峡をはさんだ函館の市街まで見え、フェリーで渡ることも可能だ。マグロ漁の時期(7~1月)には、一本釣りをする船も見られる。

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約20km 国道338号 約40分

5:願掛岩

スポット情報
男女が寄り添うように見える2つの巨大な岩。向かって右側の男岩の最大高は約103m。駐車場の近くには縁結び成就の鍵棚がある。

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約20km 国道338号 約40分

6:仏ケ浦

スポット情報
文人・大月桂月は「神のわざ鬼の手作り仏宇陀人の世ならぬところなりけり」と詠んで絶賛した。駐車場から約20分で波打ち際に出る。

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約150km 県道46号、国道338号、県道243号 約3時間50分

7:青森東IC

ベストシーズン

5月中旬には横浜町周辺で菜の花が満開となる。5月第3日曜には毎年恒例の菜の花フェスティバルも開催される。大畑の桜ロードも必見。

尻屋崎の牧草地や山々の緑がまばゆい初夏は、半島一帯は特に美しい景色が広がる。

大間で黒マグロが水揚げされる9~12月も魅力的だが、道路状況は必ず事前に確認してアクセスしよう。

大間のマグロのほか、2月には「風間浦鮟鱇まつり」も行われる風間浦のアンコウをアツアツの鍋で。12~3月が漁期。

ドライブ情報

  • 国道279号(むつはまなすライン)は道幅も広く快適なドライブが楽しめる。
  • 変化に富んだ景色が続く国道338号では駐車帯で休憩しながら走ろう。
  • 恐山~薬研温泉に抜けるあすなろラインは道幅が狭いので要注意。
  • 恐山街道や海峡ライン、かもしかラインなど、冬期交通止めとなる道路が多いので冬は事前チェックを。

問合せ先情報

  • 東通村つくり育てる農林水産課商工振興グループ 0175-27-2111
  • 大間町産業振興課 0175-37-2111
  • 佐井村観光協会 0175-38-4515

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