長野からのんびりと白馬へ向かう絶景ドライブルート
上信越自動車道の長野ICから長野市街を経て、国道406号で白馬に向かうコース。白馬へは長野自動車道の安曇野ICから大町経由、あるいは上信越自動車道の長野ICから白馬長野道路経由が一般的だが、のんびりとドライブを楽しむならこのルート。ただし、鬼無里~白馬・峰方間は道幅はあまり広くない。白沢峠は国道406号の最高所で、鬼無里から白馬に向かう場合、トンネルを抜けた瞬間に白馬の山々が目に飛び込んでくる。
ルートマップ:1時間43分(約55km)
S:上信越自動車道 長野IC
約11km 県道35号線~国道117号線~県道399号線~県道37号線 約28分
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1:刈萱堂往生寺
スポット情報
善光寺から徒歩で20分。坂道を登り切った高台にある浄土宗の山寺。「刈萱[かるかや]道心と石堂丸」の話で知られる刈萱上人が没した地で、別名・かるかや堂という。堂内に残る親子地蔵尊は厄難を救い、極楽へ導いてくれるといわれている。また、珍しい絵解き(縁起の絵を見せながら住職が独特の口調で行う説教法話)が伝承されていて、刈萱上人一代記伝の絵解をしてくれる(1回15分、要予約)。境内の鐘は地元出身の草川信が作曲した『夕焼け小やけ』のモチーフになったといわれ、作詞家・中村雨紅直筆の歌碑が立っている。
約35km 国道406号線 約1時間
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2:白沢峠
スポット情報
トンネルを抜けた瞬間に白馬の山々が現れる白沢峠。
約8km 国道406号線 約15分
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3:大出の吊橋
スポット情報
清流・姫川にかかる橋。周辺には白馬三山を望む広場がある(散策コース当面整備中)。
ベストシーズン
八方尾根自然研究路では多くの高山植物を鑑賞できる。ハッポウタカネセンブリは7~9月、タテヤマウツボグサは7~8月が見ごろ。
ドライブ情報
- 長野ICから刈萱堂往生寺までは信大前交差点まで直進で。
- 国道406号線はカーブが多く、道幅もあまり広くない箇所があるので注意。
- 12~3月頃は積雪や路面凍結があるのでスタッドレスタイヤ装着。