森の中に個性的なアート!自然と芸術が調和する野外美術館 鹿児島県湧水町

(C)「シャングリラの華」草間彌生(2000)

鹿児島県北部の湧水町・栗野岳中腹に広がる「霧島アートの森」。霧島の美しい自然と彫刻などの芸術作品がフォトジェニックな風景を織りなす、注目の野外美術館だ。メインゲートをくぐってすぐの「シャングリラの華」は草間彌生の作品。生命や魂、希望を表現したというカラフルな花が咲き、撮影スポットとしてもにぎわう。屋外には野外広場や創造の森、樹林ゾーンに国内外の造形作家によるオリジナル作品が点在。屋内にもイサム・ノグチやオノ・ヨーコなど多くの作品が展示されている。
入口付近にあるアートホールは作品展示室や多目的スペースのほか、カフェや展覧会図録などを販売するショップなどを併設。自然とアートにふれる一日が過ごせる美術館へ出かけてみよう。

2000年10月にオープンした鹿児島県立のモダンアート美術館「鹿児島県霧島アートの森」。広々とした空間で、一日ゆったりと過ごせる。歩きやすい靴で出かけたい。

こちらも草間彌生の作品で、強化プラスチックによる「赤い靴」。ハイヒールは女性の自立の象徴という。草間作品ではおなじみの原色と水玉模様が鮮やか。

(C)「赤い靴」草間彌生(2002)

独特のフォルムの女性像「ナナ」シリーズで知られる、フランス出身のニキ・ド・サンファルの作品「青色のドーン」。屋内展示品のひとつ。

(C)「青色のドーン」ニキ・ド・サンファル(1995)

DATA
スポット名称:鹿児島県霧島アートの森
所在地:鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220
TEL:0995-74-5945
開園時間:9~17時 7月20日~8月31日の土・日曜、祝日は~19時
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月2日 2月第3月曜~第4月曜
入園料:大人310円、高校・大学生200円、小・中学生150円
アクセス:九州自動車道栗野ICから車で約20分
駐車場:あり
URL:http://open-air-museum.org/

※記事内のデータは2018年4月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。