緻密すぎる像の表現にびっくり!砂の美術館で世界旅行気分を楽しもう 鳥取県鳥取市

鳥取砂丘の隣に位置する「鳥取砂丘 砂の美術館」。砂を素材とした彫刻作品「砂像」を展示する、世界初の美術館だ。砂像彫刻家兼プロデューサーとして国際的に活躍する茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年各国から砂像彫刻家を招いて、世界最高レベルの砂像を見ることができる。2006年の開館後、しばらくは屋外や仮設テントでの展示だったが、2012年からは屋内展示となったので、梅雨の時期のお出かけにもおすすめ。
展示コンセプトは「砂で世界旅行」。第1期の「イタリア・ルネサンス」に始まり、オーストリア、アフリカ、イギリス、ロシア、ドイツなど、毎年テーマを変えて展示している。2018年(第11期)のテーマは「砂で世界旅行・北欧編」。4月14日から2019年1月6日まで展示される。
会期を終えれば元の砂に戻る砂像。その姿をずっと留めておくことができないからこそ、その精巧さや迫力と儚さは表裏一体。砂の美術館で、砂像の魅力にふれてみよう。

北欧の大自然や神話、アンデルセン童話の世界など、北欧の歴史と文化を砂像で表現。
北欧の大自然や神話、アンデルセン童話の世界など、北欧の歴史と文化を砂像で表現。
場内はバリアフリー設計。エレベーターやスロープが設けられ、車椅子やベビーカーでも移動できる。
場内はバリアフリー設計。エレベーターやスロープが設けられ、車椅子やベビーカーでも移動できる。
こちらは、2017年(第10期)開催「砂で世界旅行・アメリカ編」の展示作品。マウントラシュモアは本物そっくり!?
こちらは、2017年(第10期)開催「砂で世界旅行・アメリカ編」の展示作品。マウントラシュモアは本物そっくり!?
砂の美術館の外観。屋内展示が中心だが、屋外のイベント展示もあるので雨天時は傘を持って行こう。
砂の美術館の外観。屋内展示が中心だが、屋外のイベント展示もあるので雨天時は傘を持って行こう。

DATA
スポット名称:鳥取砂丘 砂の美術館
所在地:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
TEL:0857-20-2231
展示テーマ:第11期「砂で世界旅行・北欧編」 〜美しい大自然と幻想的な物語の世界へ〜
会期:2018年4月14日(土)~2019年1月6日(日) ※開催期間以外は休館(砂像製作、館内整備等のため)
開館時間:9~18時(最終受付17時30分)※土曜は~20時(最終受付19時30分)
休館日:会期中は無休
入場料:大人600円、小・中・高校生300円、未就学児無料
アクセス:鳥取自動車道鳥取ICから車で約20分
駐車場:あり
URL:http://www.sand-museum.jp/

※記事内のデータは2018年5月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

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