まるで地下に造られた巨大神殿！大谷石の採掘場跡を見学しよう　栃木県宇都宮市

2019.01.11 14:00

「大谷資料館」は、宇都宮市大谷町一帯で採掘される石材である「大谷石（おおやいし）」を掘り出してきた地下採掘場跡。広さは140m×150mの約2万㎡で、これは野球場が1つ入ってしまうほどの大きさ。手掘りの時代と機械掘りの時代では掘り方に違いがあり、岩肌にその変遷が現れている。

巨大な空間を照らす間接照明や、明かり取りの窓から差し込む光、切り出された石壁や、歴史がにじむざらついた岩肌は神秘的で、まるで地下神殿にいるかのような気分を味わえる。

この空間を生かしたコンサートや演劇、美術展などのイベントも行われているので、ぜひ事前にチェックしておこう。気温は1年を通して8℃程度とひんやりしているので、厚手の上着を持って行くのを忘れずに！

▼大谷石の特長や歴史が分かる！
http://www.oyaishi-maruoka.com/topics/about-ooya-stone

: 大谷石を切り出した跡の巨大な地下空間は、神殿のようにも見える。

: 間接照明や、わずかに開いた窓から差し込む光によって、凹凸のある岩肌や掘り跡が、さまざまな表情を見せる。

: 入り口周辺の見上げるような巨大な岩壁にも圧倒される。

: 大谷資料館に併設されたカフェ＆セレクトショップ「OYA MUSEUM ROCKSIDE MARKET」。セレクトショップでは、宇都宮の伝統工芸品「大谷石の彫刻品」や、ハンディクラフトなどが揃う。カフェでは、ガレットやジェラート、コーヒーを手軽に楽しめるので、オープンテラスで周辺の岩場を眺めながらのんびりしよう。

DATA
スポット名称：大谷資料館
住所：栃木県宇都宮市大谷町909
TEL：028-652-1232
アクセス：東北自動車道宇都宮ICから車で約12分、または北関東自動車道壬生ICから約30分
駐車場：あり（第1～第4駐車場まであり/計350台/無料）
入場料：大人800円、子供400円（小・中学生）、未就学児は無料
開館時間：9時30分～16時30分（最終入館16時）、4～11月は9～17時（最終入館16時30分）
休館日：火曜（火曜が祝日の場合翌日休館）、4～11月は無休、年末年始（12月25日～1月1日）、その他臨時休館の場合もあり（要確認）
備考：カーナビで検索する場合は、電話番号か施設名の「オオヤシリョウカン」で検索すること。敷地が広範囲のため、住所で検索すると山中で迷うことになるので要注意！

※記事内のデータは2018年12月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。