【ワクワクが止まらない!GRヤリスの世界】東京オートサロンでひと目惚れ&即予約!納車後にYouTubeに動画をアップすると、海外のクルマ好きからの反応に驚き!

GRヤリスを購入し、ワクワクが止まらないチューニングパーツメーカー&ショップを紹介してきた当企画。
ランエボ専門ショップ『ガレージGフォース』からスタートし、トヨタ系メーカー『トムス』、総合アフターパーツメーカー『HKS』、エアロメーカー『バリス』と紹介してきたが、今回はGRヤリスを購入してサーキット走行&チューニングを楽しむとあるユーザーさんをご紹介!
ちょうど心待ちにしていたアイテムの納品現場に立ち会って取材させていただくことになった。

東京オートサロン2020でひと目惚れ、すぐに購入を決意!

東京オートサロン2020で世界初公開されたGRヤリス。この記事を読んでいるクルマ好きなら記憶に残っている人も多いだろう。
そんな東京オートサロン2020の世界初公開で心を奪われてしまったひとりが石川一也さんだ。当時は忙しくて東京オートサロンが開催されている幕張メッセには足を運べなかったそうだが、インターネットで見たGRヤリスにひと目惚れしてしまったという。

その東京オートサロン2020では、世界初公開と同時にローンチエディションとなる『1st Edition』の予約開始もアナウンスされた。
「迷いはありませんでしたね!インターネットでGRヤリスの発表を見て、すぐに1st Editionを予約しました!東京オートサロン会期中の先行予約は約1000台だったそうなので、会場に行けずにインターネットで発表を視聴しながらすぐに予約できたのが逆によかったかも(笑)。そのおかげで昨年の9月に納車されました!購入したのはRZハイパフォーマンスです」と嬉しそうに語る石川さん。

ちなみにGRヤリスにひと目惚れした理由を聞くと、「もともとコンパクトで軽量な、走りを楽しめるクルマが好きなんです。例えばAE86のようなクルマですね。それに通じる部分があったので、すぐに注文しちゃいました!」
「あと、ラリーカーも好きで、とくに過激だったグループB時代のWRカーに憧れがありました。ほかにも2017年の東京オートサロンで、ヴィッツのWRカーを見て、そこで聞いた開発者の話が面白かったことも記憶に残っています。そんな流れで、コレだ!と思っちゃったんですよね」と、興奮気味にGRヤリスを選んだ理由を教えてくれた。

ワクワクの納車、すぐに富士スピードウェイでサーキットアタック!

そんな決断もあり、9月という早い段階でGRヤリスをゲット!ひさびさにサーキットを全開走行したいという衝動にかられたそうだ。
「もともとクルマは好きで、昔は草レースにもよく参加していたし、他にもスポーツカーは所有しているものの、家庭もあるし最近は乗る機会も減っていたんですよね。でも、ちょうど子どもも大きくなり、手もかからなくなったタイミングで手に入れたGRヤリス。やっぱりサーキットで楽しみたいですよね!」と笑顔で話してくれた。

というわけで購入後は、よく走っていた富士スピードウェイにGRヤリスを持ち込み、サーキットでの実力をチェック!
走り込んでいると、気になる部分がいろいろと出てくるもので、さっそくチューニングに着手。現在は、タイヤ&ホイールやスピードリミッターカット、ブーストアップ、GRパーツのエアロ&マフラーなど、好みのパーツを選びながら楽しんでいるという。
ちなみにクスコ製の車高調も注文済みで、到着が待ち遠しくてしょうがないそうだ。

また、サーキット走行では思った以上の速さに驚いたそうだ。
「昔からよくサーキットを走っていたので慣れているとはいえ、その速さにはびっくりしました!昔からサーキット走行もノーマルシートのまま、バケットシートに交換しないってこだわりがあったんですが、本気でアタックするとホールド性が足りないんですよね。高速サーキットの富士スピードウェイだと、横Gに耐えきれず、首が右に左に持っていかれちゃうので危ないし、体力も持たない(汗)。さすかにバケットシートを入れようか悩んでいます」と、ノーマルシートでサーキット走行を楽しむという、長年のこだわりが揺らぐほどの速さを体感しているそうだ。

HKSのパワーエディターでブーストアップを敢行!ホーンを交換しているのもちょっとした自慢ポイントだ。今後は、本格的なパワーチューンにも着手したいと教えてくれた。

  • GRパーツのエアロを装着することでグッと引き締まった印象に。ちなみにマフラーもGRパーツをチョイス!

オートサロンTVで見たウヱルパインのウイングとご対面!

  • 写真左がウェルパインモータースポーツのGRヤリス、右が石川さんのGRヤリスだ。

そんな走り&チューニング好きの石川さんだが、ほかにも注文済みのアイテムがある。それがWRカーのウイングを忠実に再現しつつ、ストリート仕様にアレンジしたウヱルパイン『WRCリヤウイング』だ。
ちなみにウェルパインモータースポーツは、全日本ラリー選手権をはじめとしたレース活動を行っており、その経験を活かしてアフターパーツブランド『ウヱルパイン』の運営も行っている。

そんな待ちに待ったウヱルパインのウイングと対面する日にちょうど立ち会うことができた。
「いや〜、今年のオートサロンTVの生配信を見て、デザインはもちろんですが、開発に対する情熱に共感して、すぐに購入を決めました!そんなウイングをウヱルパインの代表・松井さんが直々に持ってきてくれるなんて!」と、ウキウキな石川さん。

松井さんとご対面し、挨拶も早々にWRCウイングの受け渡しへ。待ちに待った巨大なリヤウイングを目の当たりにして興奮しっぱなしの石川さん。さらに松井さんに装着後の効果や取り付け方法など、さまざまな質問を投げかける。
そして、そんな質問にひとつひとつ丁寧に答える松井さんも笑顔が溢れていた。

ウェルパインモータースポーツのデモカー。ベースはNA・1.6LでFFのRSだ。

「細かい仕様を変更したり、製造に時間がかかったり、納品が遅れてしまったので、石川さんには本当に申しわけないなと思って今日は直接納品に来ました!先日の新城ラリーでは、このウイングをつけた車両で走り、実戦での効果も体験できたので、そのことも伝えさせてもらいましたよ」と松井さん。

そんな話を聞きながら石川さんは「細かい取り付け方法を直接聞けて安心しました!サーキットも走るので、取り付け強度が気になっていたんですよね。富士スピードウェイだと200km/hを超えるスピードになるので不安もありましたが、松井さんの説明を聞いてすっきり解消しました。はやくウイングを装着して全開走行したいですね!」

「あと、サーキット走行でリヤのトラクションが少し足りない気がしていたので、その効果が気になりますよね。これだけ大きいウイングだと効果も絶大だと思うので、今から楽しみです!」とウキウキの模様。

撮影が終わり、取材班が帰路につくときにも石川さんと松井さんは「もうちょっとGRヤリス談義をしていきます!」とすっかり意気投合した様子。そんな和やかな雰囲気で商品の受け渡しや説明、取材&撮影も進んでいった。

和やかなムードでGRヤリス談義に花を咲かせる石川さんと松井さん。

松井さんは、先日の新城ラリーで走ったばかりのデモカーで登場!クルマにも乗せてもらい、いろいろと質問をぶつける石川さん。

  • 悪天候に見舞われた新城ラリーでは、クラス3位で走りきったウェルパインスポーツGRヤリス。今後の活躍に期待!

WRCウイングのほか、フロントバンパーやステアリングもオリジナル製品。とくにスイッチが配置されたステアリングは、石川さんも興味津々!

YouTubeの登録者が急増、海外からの反響に驚き!

話は変わり、石川さんの趣味を聞くと「クルマ以外だとピアノを弾くことが趣味ですね。あとはYouTubeです!10年くらい前からはじめて、あまり更新していなかったんですが、GRヤリス購入をきっかけにYouTubeを再開してみたら、反響が多くて驚いています」
「とくに海外からのコメントがすごい!GRヤリスの納車が9月と早かったことも大きいですが、動画を投稿しはじめてから登録者も1000人を超えて、注目度の高さを実感しました!」

「まだ海外ではクルマのデリバリーがはじまっていないタイミングだったので『0-100m加速のタイムを測ってほしい!』『マフラーの中を撮影した動画を見せてくれ!』と、かなりマニアックなコメントが届くようになりました。とくにオーストラリアやイギリスからのコメントが多いですね!そんなコメントに答えるために、最近は英語の勉強も趣味になっています(笑)。もし興味があれば、YouTubeで『GT-R GT-R GT-R』と検索してみてくださいね!」と、YouTubeでの反響を教えてくれた。

本企画の第2回で紹介したトムスでも海外からの反響がすごいという話は伺っていたけれど、石川さんの話からもGRヤリスが世界から注目されていることを実感。とくにイギリスを中心としたヨーロッパ、そして日本車人気が高くてチューニング文化が根付いているオーストラリアなどでも、GRヤリスに注目するクルマ好きは多いようだ。

昨年発売したばかりで、まだ珍しい存在のGRヤリスだが、もう少しすれば多くの人の手もとに届き、それぞれの好みやセンスで着飾った十人十色のGRヤリスに出会える日がくるかも!?
そうなればイベント会場でもGRヤリスを目にする機会も増え、オーナーズミーティングなども行われるだろう。そんなオーナーさんの色に染まったGRヤリス、さらにオーナーさんたちに会える日が今から楽しみだ。

(文:三木宏章 / 撮影:三木宏章 / 取材協力:ウェルパインモータースポーツ)

[ガズー編集部]