全日本学生ジムカーナ選手権大会 2015 レポート

8月22日・23日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)にて、全日本学生動車連盟主催の「全日本学生ジムカーナ選手権大会」が開催された。
ジムカーナとは舗装された路面のコースを1台ずつ走行しタイムを競い、比較的、距離が短くS字カーブなど小回り走行の技術が求められる競技。コースに設置されたパイロンの周りを、後輪タイヤを滑らして180°ターン、360°ターンしながら駆け抜けていくシーンは、ドライバー達のドライビングテクニックの見せ所。

全国からオープン参加も含め33大学の自動車部にて、大学チーム対抗戦、個人戦(それぞれ男子の部、女子の部)が行われた。レースに参加するドライバー、同じ大学のチームメイト、応援する観客の方など約500名近くの学生が集まり、会場は賑わいを見せた。

団体戦は、各大学3名の選手の合計タイムで順位を競い、男子の部では青山学院大学が優勝、2位に中央大学、3位に東海大学が入った。女子の部では優勝に東京農業大学、2位に中央大学、3位に青山学院大学が入った。
個人戦では、男子の部で近畿大学の寺尾恭平さん、女子の部では中央大学の蒔田亮子さんが優勝を飾った。

スタートフラッグが振られタイムトライアルが開始。
猛暑の中でクーラーのない車内で出走の順番を待つドライバー。
男子団体の部では青山学院大学は総合優勝。女子の部でも総合3位の好成績を残した。
昨年、男子団体の部で優勝を収めた中央大学。今年は惜しくも総合2位に終わった。
各々メンバーの運転スキルが優れていた東海大学。男子団体で総合3位に。
東京農業大学は男子団体では成績が思わしくなかったが、女子団体の部では総合優勝を果たした。
関西勢で好成績を収めた立命館大学。
近畿大学の寺尾君は個人の部で1位に。
参加大学の中で唯一のトヨタ車で出場していた愛知県名古屋市にある名城大学。
次の出走を待っている間はマシン整備に余念がない。
男子団体の部 総合優勝の青山学院大学、2位の中央大学、3位の東海大学。
男子個人の部 1位の近畿大学 寺尾君、2位 青山学院大学 河田君、3位 中央大学 森屋君。
女子団体の部 総合優勝の東京農業大学、2位 中央大学、3位は青山学院大学。

[ガズー編集部]