【トヨタ名古屋自動車大学校】在校生のいろいろを聞きました!

トヨタ名古屋自動車大学校で学校生活を送る在校生に入学動機や、どんな事に取り組んでいるか、うまくいかなかったことなどをインタビュー。

高度自動車科 4年生 竹村大さん

「自ら考え行動することの大切さを学びました」

「小学生の頃からモノづくりが好きで菓子箱でゲームを作って遊んだりする子どもでした。高校生のときに、将来は整備や機械関係の仕事がしたいと思うようになり、自動車整備を実践的に学べるこの学校に入学しました。
 学生生活では、学生フォーミュラ活動に熱中しました。チームのマネージメント担当になり、生徒55人のチームを仕切ることになりました。1年弱ほどの期間にガソリン車とEV車の2台を完成させなくてはならず大変でしたが、結果、EV車は歴代で初めて完走し部門2位という成績を収めることができました。
 卒業後は地元の長野県飯田市にある自動車販売会社に内定をもらっています。自然が豊かな地元が好きで地元でお世話になった方々に恩返しをしたいと思うようになり、Uターン就職を希望しました。就職先でインターンとして、2ヶ月間研修をしましたが、先輩エンジニアと自分の力量の差を感じました。焦る気持ちと同時に尊敬できる先輩方と一緒に働くことで、まだ自分にも伸びしろがあると感じることができたので、今は社会人になるのが楽しみです」

車体整備専攻科 3年生 岩田まゆこさん

「クラスのみんなと、ドライブするのが楽しいです」

「父が板金の仕事をしていて、私もクルマについて学んでみたいと思ったのが入学のきっかけです。入学したときは自動車整備科で2年学び卒業しようと思っていたのですが、車体整備専攻科の卒業研究で先輩がレストア(旧車の復元)をやっているのを見て、私もやりたいと思い、車体整備専攻科に進みました。

入学当初は塗装や車両デザインに興味があったのですが、学んでいくうちに板金にのめり込みました。幼い頃から父が板金をするのを見ていましたが、簡単と思っていたボディのキズの修復が最初は全然うまくできなくて…。父にアドバイスしてもらうこともありました。

車体整備科は女子生徒が少なくて今はクラスに私一人ですが、クラスは仲がいいので、休みの日はみんなでドライブに行くこともあります。みんな、運転が好きなので、関東や四国など遠くまでいきます。

将来は、家業を継ぎたいと思っています。弟が二人いますが、二人とも今のところ継ぐ気がないみたいなので、私が後を継いで、父のようなかっこいい板金屋になれたらいいなと思っています」​

女性ショールームスタッフ科 1年生 中村有さん

「​​​実践的な授業で、将来の夢がすぐ目の前に!​」

「高校生のときに進路を迷っていたら、ここの卒業生である父が、オープンキャンパスに連れてきてくれました。そのときは、敷地が広く設備も立派で、さすがトヨタだなと思いました。 実家は自営業で、クルマの販売や整備などをしています。幼い頃からクルマは身近な存在で、将来サービス業に就きたいと思ったとき、華やかなイメージがあるショールームスタッフに憧れました。この学校には全国的にも珍しいショールームスタッフを養成する学科があると知って入学を決めました。就職率の高さも魅力でした。
学校では、接客応対などの授業があるので、美しい立ち振る舞いや言葉づかいが身につきます。また、フラワーアレンジメントやメイクの授業、秘書養成などの実習授業もあり、学んだことを普段の生活に活かせるのが楽しいです。先日の秘書養成の実習では、自分に合ったメイク方法を教えてもらいました。それ以来、今はメイクの研究に夢中です(笑)。
将来はショールームを訪れたお客様に、安心と笑顔を提供できる素敵な女性になりたいと思っています」

[ガズー編集部]