資格取得率・就職率100%!全国から学生が集まる、「トヨタ東京自動車大学校」の魅力を徹底解剖!
1954年設立。東京、名古屋、神戸と3校あるトヨタ自動車大学校の中でも、もっとも長い歴史を誇る東京校の魅力をレポート。
「トヨタ東京自動車大学校」ってどんなところ?
高尾山に代表される豊かな自然と歴史ある街並みが揃う学園都市、東京・八王子市にあり、在学生は約1,000名。トヨタ自動車が母体となっており、優れた自動車整備技術を身につけることはもちろん、社会人として相応しい行動がとれる人間性豊かな人材を育成している。また、地球環境を意識し、その保全・改善につとめることができる人材の育成を目指し、「スマートモビリティ科」を設けるなど独自の教育方針を掲げている。
整備士資格取得と就職に強い実績を持つ学校
2級自動車整備士資格の合格率は100%! そして、合格率31%(平成26年度全国平均)という1級自動車整備士の資格も、トヨタ東京自動車大学校では毎年100%に近い合格率を維持。また、就職率も100%で、卒業生のほとんどがトヨタ関連企業へ就職している。
2014年にはスマートモビリティ科を新設
今後進むであろう「クルマと社会の融合(スマート社会)」に対して、より高度な電気、通信、エネルギー、環境について学べる学科を新設。今後のスマート社会を担う技術者の育成を目指し、学士を必修科目としている。また、即戦力として役立つ技術も同時に身につけられる。
目指す将来に向かって学ぶ多彩な学科を設置
国家資格や学士など、自分が目指す夢に向かって学べる5つの学科をラインアップ
1級自動車科
4年生課程で、国家1級整備士資格、および4年生大学卒業で得られる学士と同等の「高度専門士」の取得を目指す。国家1級整備士資格の合格率は毎年ほぼ100%! また、授業と並行して通信教育により大学の科目を履修し、学士の称号を取得することも可能だ。
自動車整備科
2年生課程で、国家2級整備士資格取得を目指す。実習中心のカリキュラムで、卒業後はトヨタ系販売店やトヨタ関連企業で活躍する人材を多く輩出。また、自動車整備科からさらに別の科へと進学を希望する学生も多く、学内で優先的に進学できるコースなども設けている。
1級専攻科
2年生課程の自動車整備科から進学し、1級自動車科と同じカリキュラムで国家1級整備士の資格を目指す学科1,2年次で学んだことの応用に加え、さらに幅広い専門知識や教養を身につけるほか、自動車業界のリーダーとして必要な能力も習得する。
スマートモビリティ科
ハイブリッド車、電気自動車のエキスパート育成、そして、環境対応車によるエネルギーネットワークや効率的な車両運行のための情報共有システムなど、最先端の技術を多角的に学ぶ。また、学士取得を必修科目とし、電気工学や機械工学、製図などを幅広く学ぶ。
ボデークラフト科
整備士としての高みを目指し、板金、塗装の修理技術を実践的に学ぶ学科。自動車整備科で身につけた内容をより高度なレベルで学び、整備工場におけるリーダーとしての基本も身につける。また、授業の一環として東京オートサロンへの出展も目指す。
授業風景は下記をご覧ください。
【トヨタ東京自動車大学校】どんな授業をやっているの!?それぞれの学科授業を潜入レポート!
こんな学生さんが頑張ってます!
トヨタ東京自動車大学で頑張っている3人の学生へインタビュー! また、各学科の学生に回答をもらったアンケート結果を紹介。
学生さんインタビュー
- 「みんなをまとめることにやりがいを感じています」
スマートモビリティ科 山口旭さん
- 「考えるより、まず行動! 失敗を恐れずにチャレンジします」
ボデークラフト科 霜越正敏さん
- 「大好きなクルマの心臓部であるエンジンの開発に携わりたい」
自動車整備科 大森優里さん
インタビュー内容は下記をご覧ください。
【トヨタ東京自動車大学校】在校生のいろいろを聞きました!
トヨタ東京自動車大学校の生徒100名に聞きました!
トヨタ東京自動車大学校の学生さん100名に下記の質問を聞きました。
※各学科約20~25名程度にヒアリング
Q1の問いには「就職に有利だから」という声がダンドツ。将来を見据えた学びの場となっていることがうかがえる。Q2でセダンとスポーツカーが人気なのは、教材車両で扱うことも多いことから自動車の専門学校生らしい回答だ。また、Q3では学生たちが実際にドライブをしたり、クルマのカスタムをして楽しんでいることがうかがえる。
課外活動が活発。生徒が自ら考え行動するきっかけに
通常の学科カリキュラム以外にも、海外研修やモータースポーツ関連のイベント出場など、「クルマが好き」で「逞しい」人材を育成するための様々な活動を積極的に行っている。
トヨタ3校プリウスカップ
- トヨタ自動車大学校の各校(東京校、名古屋校、神戸校)の代表チームが出場。サーキットを走行しながら燃費や規定タイム内の着順を競う「走行競技」と、タイヤローテーション、部品の脱着・点検作業を競う「サービス競技」を行う。2016年度は見事、MIT(Most Impressive Team)賞で 1位に!
EVカートレース(ERKカップ)
- フェスティカサーキット栃木にて行われる電動レーシングカートレースに、スマートモビリティ科学生が出場。2016年度はERK1クラスで1位に!
TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ
- TOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジに出場。学生と職員がタッグを組み、毎年参加している
東京オートサロン
- ボデークラフト科の学生がカスタマイズした車両を東京オートサロンへ出展。女子学生は製作車両のプレゼンテーションも行った
スーパーGT レースメカニック&マネージャー体験
- 国内最高峰の自動車レース「スーパーGT」に学生が参加。レース前日の設営から本番のメカニックやマネージャーまで体験できる貴重な機会だ
海外研修
- 海外研修で台湾へ。トヨタが台湾初の車両生産拠点として、1984年に設立した会社「國瑞汽車(コクズイキシャ)」を訪問し、カローラの生産ラインを見学した
(DATA)
トヨタ東京自動車大学校
0120-76-1929
東京都八王子市館町2193
https://www.toyota-jaec.ac.jp
[ガズー編集部]
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