ホンダ・シティ…なつかしい日本のコンパクトカー
今回は、多くの人に親しまれた、日本のコンパクトカーを特集。1980~90年代に生まれた昔なつかしい車種を中心に、週替わりで紹介いたします。
ホンダ・シティ
1981年に誕生、ユニークなトールボーイ・コンセプトとユーモラスなテレビCMなどで話題となり、ヒット作となった初代シティ。1986年に世代交代した2代目は、打って変わって“クラウチング・フォルム”と呼ばれるロー&ワイドなプロポーションとなった。
初代に比べ全高が130mm以上低く、乗り心地の改善のためホイールベースが180mmも伸ばされたボディーは、3ドアハッチバックのみ。エンジンは超ロングストローク型からスクエアに近くなった、新設計の1.2リッター直4 SOHC 16バルブ。後に1.3リッターが加えられたが、初代のターボ/ターボIIのようなハイパフォーマンスグレードは設定されなかった。それでも軽量ボディーと低重心のため操縦性には優れ、モータースポーツシーンでは活躍した。
1988年にマイナーチェンジが実施され、何度か特別仕様車が設定されたが、初代のカブリオレのような個性的なバリエーションが加わることはないまま、8年近くにわたって作り続けられた。
[ガズー編集部]
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