ダイハツ・シャレード…なつかしい日本のコンパクトカー
今回は、多くの人に親しまれた、日本のコンパクトカーを特集。1980~90年代に生まれた昔なつかしい車種を中心に、週替わりで紹介いたします。
ダイハツ・シャレード
1977年に誕生した初代シャレードは、パッケージング効率を追求した5ドアのハッチバックボディーに、量産四輪車用としては世界初となる4ストローク直列3気筒エンジンを搭載した、非常に合理的なコンパクトカーだった。1987年に2度目の世代交代を果たした3代目は、ブリスターフェンダーやロングルーフといった当時の流行をまとって登場した。
3ドア/5ドアのハッチバックボディーに、乗用車用としては当時世界最小だったディーゼルを含む6種類の1リッター直列3気筒エンジンを搭載。最強グレードのGTtiは、インタークーラー付きターボを備えリッターあたり100psを超える105psを発生する、DOHC 12バルブユニットを積んだホットハッチだった。
1988年には1.3リッター直4エンジン搭載車やフルタイム4WD仕様、そして翌1989年には“ソシアル”のサブネームを持つノッチバックの4ドアセダンを加えるなど、追ってバリエーションを拡充。その反面、合理的なベーシックカーという本来の持ち味は薄れていった。
[ガズー編集部]
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