トヨタ・10代目 クラウン (1995年~) 歴代クラウン特集10話
- 生産:1995年~1999年
誕生40周年の節目を迎えた1995年、クラウンは初代から数えて10代目となる。ロイヤルとマジェスタの2シリーズが存在するのは先代と同様だが、時代の変化に対応してロイヤルシリーズもモノコックボディーを採用。やや遅れて2世代ぶりにフルモデルチェンジしたセダンもモノコックとなり、ペリメーターフレームを残すのは8代目のまま継続生産されているワゴンのみとなった。
ロイヤルに関していえば、モノコック化によって平均150kgもの軽量化とボディー剛性の向上が実現。4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンション、ラック・ピニオンのステアリングの採用など、シャシーも刷新された。エンジンはVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を採用した3リッター直6から2.5リッター直4ディーゼルターボまで4種類。GOA(衝突安全ボディー)、ABSとエアバッグの標準装備化やVSCの導入などによって、安全性の追求も時代を先取りしていた。
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