ホンダ・プレリュード…絶版モデルとなった往年の人気車種
広く世の中に知られていたにも関わらず、時代の流れとともにカタログから消えてしまったあのクルマ。今回は国産車の中から、そんな“有名な”モデルを紹介します。
ホンダ・プレリュード (1967~1996年)
1978年に誕生した、ホンダ初となるスペシャルティカーがプレリュードである。そのハンドリングは国産FF車では随一と評され、日本初の電動スライディングルーフなど装備も充実していた。しかし、シビックのクーペ版のようなルックスやおとなしい動力性能によって、ライバルに比べ地味な印象は拭えなかった。
ひと回り大きくなって82年に登場した2代目は、リトラクタブルライトを採用した低いノーズと切り落とされたかのようなテールが特徴的な、日本車離れしたワイド&ローなプロポーションに変身。そのスタイルが大いにうけて、総生産台数60万台以上という、スペシャルティカーとしては異例のヒット作となった。
後を受けて87年にデビューした3代目。基本的にはキープコンセプトながら、いっそうスタイリッシュになり、量産車としては世界初となる機械式の4WS(4輪操舵<そうだ>システム)の搭載が話題を呼んだ。翌88年に登場したS13型日産シルビアとともにデートカーブームを巻き起こし、先代を上回る成功作となったのである。
その後91年に4代目、96年には5代目に進化するが、嗜好(しこう)の変化した市場にあってセールスは次第に縮小。2代目、3代目のような輝きを取り戻すことはなく、2001年には販売終了。「前奏曲」を意味するその名は消滅したのだった。
[ガズー編集部]
最新ニュース
-
-
アキュラの入門SUV『ADX』にスポーティ仕様の「A-Spec」、米国設定
2024.11.19
-
-
-
レクサス『ES』改良新型、新スピンドルグリル採用…広州モーターショー2024
2024.11.19
-
-
-
VW『ティグアン』7年ぶりの新型発売、初のマイルドハイブリッドも 487万1000円から
2024.11.19
-
-
-
「パワーワードすぎる!」史上最強のMモデル、BMW『M5』新型登場にSNSの反応は
2024.11.19
-
-
-
『これはいるのか?』ストリートカーでも使える? ロールバーの選び方と装着のコツ~カスタムHOW TO~
2024.11.19
-
-
-
「クルマファンを増やす」ため茨城のトヨタディーラーが結集! その核となる「茨城ワクドキクラブ」が目指す先
2024.11.19
-
-
-
レクサスの3列シート大型SUV『TX』に「Fスポーツハンドリング」追加
2024.11.19
-
最新ニュース
-
-
アキュラの入門SUV『ADX』にスポーティ仕様の「A-Spec」、米国設定
2024.11.19
-
-
-
レクサス『ES』改良新型、新スピンドルグリル採用…広州モーターショー2024
2024.11.19
-
-
-
VW『ティグアン』7年ぶりの新型発売、初のマイルドハイブリッドも 487万1000円から
2024.11.19
-
-
-
「パワーワードすぎる!」史上最強のMモデル、BMW『M5』新型登場にSNSの反応は
2024.11.19
-
-
-
『これはいるのか?』ストリートカーでも使える? ロールバーの選び方と装着のコツ~カスタムHOW TO~
2024.11.19
-
-
-
「クルマファンを増やす」ため茨城のトヨタディーラーが結集! その核となる「茨城ワクドキクラブ」が目指す先
2024.11.19
-