【連載全13話】第12話 ベントレー・コンチネンタルGT・・・12気筒エンジン搭載の名車特集

電動化の波が押し寄せるなか、その存在が危ぶまれる大排気量の多気筒モデル。今月は、その象徴ともいえる世界の12気筒エンジン搭載車をピックアップ。週替わりで紹介します。

ベントレー・コンチネンタルGT

1931年にロールス・ロイスに買収されて以降、長らく同社と基本設計を共有するモデルをつくっていたベントレー。1998年に両ブランドはフォルクスワーゲンが買収したものの、それ以前から提携していたBMWとの間で所有権を巡って紛糾。最終的に2003年からロールス・ロイスはBMW、ベントレーはフォルクスワーゲンが所有することで落ち着いた。その2003年にデビューした最高級パーソナルクーペがコンチネンタルGTである。

ラインナップ上はロールス・ロイス傘下時代のコンチネンタルRの後継となる2ドアクーペだが、モチーフとしたのは1950年代のRタイプ コンチネンタル。全長×全幅×全高=4815×1920×1400mmというサイズの2ドアクーペボディーに積まれるパワーユニットは、すでにアウディA8やフォルクスワーゲン・フェートンに採用されていた6リッターW12 DOHC 48バルブだった。ただし2基のターボチャージャーが備わり、最高出力560PS、最大トルク66.3kgf・mにまでスープアップ。6段ATと4WDシステムを介して車重2.4t超の車体を最高速度290km/hまで引っ張り、0-100km/hを5秒で加速すると公表された。

2006年にはルーフを取り去り電動式ソフトトップを備えたGTC、2007年にはW12ユニットを最高出力610PS、最大トルク76.5kgf・mにまで高め、最高速度が326km/hに達するGTスピードを追加。さらに2009年にはGTスピードのボディーを軽量化して後席を取り去り、エンジンを630PS、81.6kgf・mまで増強したスーパースポーツを加えるなどした後、2010年にフルモデルチェンジした。

[GAZOO編集部]

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