縦積みor横積み?タイヤを長持ちさせる保管方法

冬用タイヤに交換するこの時期。はずしたタイヤはどのように保管していますか? タイヤの保管方法について、正しい知識を持っているかどうか、次の○×問題にチャレンジしてみてください。

Q1 保管する前に、タイヤに付いていた土を水で洗い流した。
Q2 きれいにしてからタイヤを保管するため、ワックスやクリーナーを使用した。
Q3 タイヤを床の上にそのまま置いて保管した。
Q4 直射日光が当たらない、風通しの良い倉庫内にタイヤを保管した。
Q5 タイヤカバーをかけると風通しが悪くなるので、使用しない方がいい。
Q6 モーターやバッテリーと一緒にタイヤを保管した。
Q7 ホイールをはめた状態のタイヤを横積みで保管した。

いかがだったでしょうか。ご自分の回答に自信はありますか?

タイヤはゴム製品なので自然と劣化していきますが、保管方法によってはそのスピードを抑えることができます。以下、回答と解説を確認してみましょう。

Q1 保管する前に、タイヤに付いていた土を水で洗い流した。

A ○

土や泥に含まれている水分や油分などが、ゴムを変化させてしまうことも。水洗いで汚れを落とした後、しっかり乾かしてから保管しましょう。

Q2 きれいにしてからタイヤを保管するため、ワックスやクリーナーを使用した。

A ×

タイヤワックスやクリーナーによっては、タイヤに劣化などの悪影響をもたらす成分が含まれているものも。念のため、タイヤワックスなどをかけている場合は、ふき取ってから保管するようにしましょう。

Q3 タイヤを床の上にそのまま置いて保管した。

A ×

タイヤラックなどを使わず床の上に置いて保管する場合は、厚手の段ボールや板、すのこなどを下に置くようにしましょう。直接床に置いて保管すると、タイヤ内部の薬品によって、床に色移りをする恐れがあります。

Q4 直射日光が当たらない、風通しの良い倉庫内に保管した。

A ○

タイヤを紫外線があたる場所や高温の場所に長期間置いておくと、ゴムが劣化し、ひび割れなどの原因となります。また、雨に打たれる場所や湿度の高いところでは、ゴムやタイヤ内部のスチールコードが劣化する恐れがあります。雨や水のかからない、風通しの良い日陰に保管しましょう。マンションのベランダなど、直射日光があたる場所でしか保管できない場合は、遮光性・防水性のカバーをかけると良いでしょう。

Q5 タイヤカバーをかけると風通しが悪くなるので、使用しない方がいい。

A ×

タイヤカバーをかければ、雨や紫外線だけでなく、埃による汚れも防げます。ただし、雨がかかる場所では、カバー内に湿気が溜まりやすく、結露してしまうことも。屋外でカバーをかけて保管する場合は、定期的にカバーをはずして内部の換気を行いましょう。

Q6 モーターやバッテリーと一緒にタイヤを保管した。

A ×

オゾンはひび割れやゴムの劣化の原因となります。モーターやバッテリーなど、オゾンが発生する機器の近い所でタイヤを保管するのは避けましょう。

Q7 ホイールをはめた状態のタイヤを横積みで保管した。

A ○

タイヤをホイールに装着したまま保管する場合は、重みでタイヤ接地面が変形するのを避けるため、横積みにしましょう。接地面が変形するとタイヤが真円でなくなり、安全な走行ができません。保管する際は、空気圧を使用時の半分程度に落とし、エアバルブにキャップを取り付けましょう。空気圧を下げておくことで、タイヤの負担を軽くし、ゴムの劣化を軽減することができます。やむを得ず縦積みで保管する場合は、月に一回程度タイヤを転がし、接地面を変えるようにしましょう。ホイールからはずしてタイヤを保管する場合は、横積みをすると下のタイヤが重みで変形してしまうので、縦積みがおすすめです。

タイヤを保管するスペースがない場合は、タイヤショップなどが行っている保管サービスを利用してもいいですね。タイヤの交換や点検などもあわせて行ってくれるので安心です。タイヤの品質を維持する為にも、正しい保管方法を心がけてください。

(平野友紀子+ノオト)

[ガズー編集部]