どんな風に楽しめる?!体験コンテンツ参加者に直撃インタビュー! ~トヨタGAZOOレーシングフェスティバルの楽しみ方~
1年の締めくくりに自動車メーカーが主催するファン感謝イベント『トヨタGAZOOレーシングフェスティバル(以下、TGRFと表記)』。2019年も各カテゴリーで活躍したレースマシンやプロドライバーが大集合し、さらに今年はまだ発表前のヤリスGR4がサプライズ登場するなど、ファンにとっては参加必須の恒例お祭りイベントとなっています。
また、多くの自動車ファンが詰めかけるこのイベントの魅力は、なんといってもあちらこちらで行われる参加型コンテンツの数々。なんとその種類は大小あわせて50以上! 本物のレーシングカーや人気ドライバーたちと触れ合うことができ、レースファンやクルマ好きはもちろん、ファミリーでも楽しめるイベントも盛りだくさんです。
人気の参加型イベント、実際はどうなのか・・・?!今回はそんな各コンテンツに参加した直後のみなさんにインタビューさせていただき、興奮冷めやらぬ声を伺ってきました。
ピットウォーク
サーキットで行われるイベントの花形『ピットウォーク』。普段のレースでは関係者以外は立ち入り禁止区域となるピットレーンを歩き、憧れのレーシングカーを間近で見られる機会とあって、多くのファンが楽しんでいた。子供連れファミリーの姿も多く、普段では見られないクルマの数々に興奮気味。そんなクルマ好きキッズたちの感想を聞いてみた。
「クルマが大好きだから毎年連れてきてもらってるの!」
- 東京都 光祐くん
お父さんとお母さんの3人でやってきた光祐くん(5歳)は、今回で3回目のTGRF。レースを見るのが好きということで、毎年連れてきてもらっているのだとか。特にいろんなレーシングカーが走っているのが楽しかったようで、ピットウォークでは展示されたレーシングカーとの記念写真もたくさん撮影。「レーシングカーもすごかったけどRC Fがカッコよかった」と、大満足のようすだった。
「今日1日でいろんなクルマが見られたから楽しかったよ」
- 東京都 石坂さんファミリー
お父さんと3兄弟でやってきた石坂さんファミリーは、たまたまTGRFの開催を知り、はじめてやってきたという。お父さんがダートトライアル経験者というだけあって、お兄ちゃん(9歳)はスポーツカーが好み。7歳と4歳の弟くんたちは今回のイベントでクルマに興味を持ちはじめたようだ。1日を通していろんなクルマを見ることができたのが楽しかったようで、なかでも新型ヤリスはお父さんに買ってもらいたい(お父さんが買いたい)クルマ候補ナンバーワンに昇格!?
TGRドライバーラウンジ(サイン会)
TGRドライバーラウンジで開催されていたレーシングドライバーによるサイン会は、スーパーGTやWRCなどカテゴリーごとに8組に分かれて開催。事前に配布された整理券を手に入れることができた幸運なファンたちは、お気に入りのドライバーと対面してサインや握手、さらに応援のメッセージを伝えて交流を深めていた。中でも注目はWRCレギュラードライバーの期待が高まる勝田貴元選手。先に行われたセントラルラリーでは2019年から愛機となったヤリスWRCをドライブしファンを沸かせたことも記憶に新しい。
「勝田選手の活躍を願ってサインをもらいにきました」
- 埼玉県 山口晃司さん
TGRFはもちろん自動車メーカー主催のイベントにははじめて参加したという山口さん(54歳)は、クルマやバイク問わず様々なレーサーのサインをコレクションしているという。今回はもちろん勝田選手のサインを求めて来場。「勝田選手は来年のラリージャパンでドライブすると思いますので、そこでの活躍を期待しています! ぜひともトップを取ってもらいたいです」との応援を、勝田選手本人にも伝えられて大満足。
GR同乗体験
TGRFの人気コンテンツといえばレーシングドライバーが運転するクルマに同乗する体験メニュー。GR同乗体験ではパイロンを設置した特設コース(Aパドック・スペシャルパフォーマンスエリア)を舞台に、GR TOYOTA86やC-HR、GRMN Vitzといった車両を使用してその性能を満喫。抽選で選ばれたラッキーな参加者は、最高のドライビングテクニックを目の当たりにして興奮気味。特にFR車の86はドリフトまで披露するなど、日常とは違ったクルマの動きを体験できるとあって大人気となっていた。
「ジェットコースターよりも刺激的でした!」
- 東京都 聖子さん
これまで何度かTGRFに足を運んでいたものの、同乗体験の抽選に漏れてしまっていたという聖子さん。今回初の当選で喜んでいたところ、さらにドライバーが大好きな織戸学選手だったことで喜びも倍増。「織戸選手の寡黙な姿に憧れていたんですが、助手席に乗せてもらえてすごく楽しかったです。これまで当選しなかったぶんの幸運が溜まっていたんですかね。今回は来てよかったですよ!」と本当は助手席を降りたくなかったというほど大満足。
サーキットタクシー(LEXUS RC F)
スペシャルパフォーマンスエリアだけでなく同乗体験はサーキットコース上でも行われている。中でもサーキットタクシーは最新のGRスープラやレクサスLC、RC-Fといったハイエンドスポーツクーペモ導入され、レーシングドライバーによる運転で富士スピードウェイ本コースを走る貴重なコンテンツ。当日受付による抽選で選ばれた参加者は、レーシングドライバーの運転を間近で見ながら、なかなか走れない富士スピードウェイを体験することができるのだ。
「僕もいつかは富士スピードウェイを走りたいです」
- 神奈川県 大木健輔さん
TGRF今回で3回目の参加という大木(18歳)さんは、レーシングカートを走らせている高校生。同乗体験の当選ははじめてで、まさか当選するとは思っていなかった様子。「石浦選手のRC-Fに乗せてもらったんですが、やっぱりレーシングドライバーの運転はすごいですね。自分でレーシングカートを走らせているのとは別次元で、今までに体感したことのない横Gを感じたり、とにかくいい経験ができました」18歳のためすぐに免許を取って運転が楽しいクルマを買い、富士スピードウェイを自分で走ってみるのが夢のひとつに加えられたということだ。
オーナーズクラブパレードラン
約50クラブ、500台オーバーの車両が集まるオーナーズクラブミーティングは、TGRFに華を添えるコンテンツのひとつ。そこに参加するオーナーたちが、愛車で富士スピードウェイをドライブするパレードランは、毎回参加希望者が殺到するほど人気を集めている。パレードランには新旧様々なモデルが入り混じり、中にはS2000など貴重な車体も実際に走るため、ハンドルを握るオーナーはもちろんギャラリーも大賑わい。今年はGRスープラと先代モデルたちとの競演もみどころとなっていた。
「完成したスープラで初の富士スピードウェイは大満足です」
- 兵庫県 たぬたんさん(スープラオーナーズクラブ)
セントラルサーキットをホームコースとしてタイムアタックを行なっているたぬたんさん。愛車は今年完成したばかりのためミーティング&パレードランも初の参加となった。「はじめての参加だったんですが、並び順が良くてGRスープラと友山さん(GAZOO Racingカンパニープレジデント)のJZA80スープラといっしょに3台でストレートを駆け抜けることができたのはいい思い出ですね」とニッコリ。富士スピードウェイ自体は初走行ということで、今後はセントラルサーキットとともに走行を楽しんでいきたいということだ。
サーキットサファリ
まるでサファリパークの観覧バスのように、観光バスの周辺をレーシングカーが駆け抜けるのがサーキットサファリ。フォーミュラやスーパーGTなど様々なマシンの走行シーンが間近に見られるコンテンツは、TGRFではおなじみの風景。10台のバスに分乗するのは先着順で決まった総勢680名の参加者たち。各バスには有名ドライバーやチーム監督など豪華なバスガイドも乗車し、間近に走るレーシングカーの解説も行なってくれる贅沢なツアーなのだ。
「速いクルマがいっぱいいて楽しかったよ」
- 兵庫県 啓希くん
サーキットサファリを体験したのは啓希くん(5歳)。バスに乗ってその周りを駆け抜けるレーシングカーのスピード感や迫力のサウンドにはちょっとびっくり。「いろんなクルマがすごい音で追い抜いていったのがすごく楽しかったよ。でも速すぎて見えなかったりもしたけど…」。サーキットサファリは幼い子供でも感覚的にレーシングカーのすごさがわかるため、クルマ好きの大人だけでなくファミリーからも人気なのだ。
ダカールエクスペリエンス(日野レンジャー同乗体験)
サテライト会場で行われたダカールエクスペリエンスでは、ダカールラリー2019に参戦し、10連覇を達成した日野・レンジャーを使った同乗体験が行われた。しかもドライバーはダカールラリーでハンドルを握る菅原照仁選手という超豪華体制。巨大なボディを華麗に操り、ジャンプを繰り広げるなど、トラックとは思えない動きにギャラリーも大盛り上がり。WRCマシンとはひと味違った迫力の走りを体験させてくれる人気コンテンツだ。
「一般のクルマではない貴重な経験ができました」
- 埼玉県 諸済さん
TGRFは2度目の参加で、同乗体験に初当選したという諸済さん。普段の生活ではクルマでのジャンプや急旋回といったアクションとは無縁のため、いい思い出になったという。「車内で動画を撮影しようと思ったんですが、ジャンプの衝撃がすごくてうまく撮れませんでしたよ。普段はエスティマに乗っているんですが、こんなジャンプなんてやったら壊れちゃいますね。それだけにこの同乗体験はとてもおもしろかったです」
ドリフトエクスペリエンス(ドリフト同乗体験)
ドリフトコースで行われたドリフトエクスペリエンスは、D1で活躍するプロドライバーの助手席でトップレベルのドリフトを体験できるコンテンツ。本物のD1マシンはもちろんGRスープラなど多彩なマシンが用意され、他では絶対に味わえない異次元の走りを体感させてくれる。フレンドリーなドライバーが多いため、走行後の記念撮影など気軽なコミュニケーションを楽しめるのも特徴のひとつだ。
「はじめてのドリフトがスープラで感動です」
- 静岡県 遥斗くん(右)
はじめてTGRFに参加した遥斗くん(15歳)は、じゃんけんを勝ち抜いて同乗体験を獲得。もちろんドリフト同乗も初体験ということで、今までクルマに持っていた印象がガラリと変わったという。「乗せてもらったドリフト侍(今村隆弘)さんはすごくうまくて、ドリフトにも興味が湧きました。兄はドリフトも好きなので、同乗体験できたことを自慢します」とのこと。もちろんGRスープラに乗れたこともお兄さんや学校の友だちへの自慢になることは間違いないだろう。
富士スピードウェイをめいっぱい使って開催されているコンテンツをすべて見て回るには、1日では時間が足りないほど!? 申し込み方法は当日受付のものから事前申し込みが必要なもの、また、抽選、先着順など様々。しかも、人気コンテンツほど抽選倍率も高く、毎年申し込んでもチャンスをゲットできない場合もあるようす。
ぜひみなさんも、今回の声を参考に「このイベントを体験してみたい」という計画をじっくり練っていただき、来年のTGRFでお会いしましょう!
[ガズー編集部]
最新ニュース
-
-
Z顔のステージアに「ケンメリ」の再来、日産学園の学生が驚きのカスタム披露…東京オートサロン2025
2024.12.25
-
-
-
日産『アリア』米2025年型にワイヤレス充電を標準装備! テスラ「スーパーチャージャー」も利用可能に
2024.12.25
-
-
-
マルチスズキ、初のEV『eビターラ』をインド発売へ…2025年1月17日デビュー
2024.12.24
-
-
-
スバル『ソルテラ』が6500ドル値下げ、新グレード「ツーリングオニキス」も追加
2024.12.24
-
-
-
エンジンオーバーホールの全貌! 性能復活のメカニズムを徹底解説~カスタムHOW TO~
2024.12.24
-
-
-
サブスクの「KINTO」がモータースポーツイベントを開催! 春頃にはサブスクの新サービスのスタートも検討
2024.12.24
-
-
-
トヨタ『C-HR』、欧州販売100万台達成へ…日本にない2代目には初のPHEV設定
2024.12.23
-
最新ニュース
-
-
Z顔のステージアに「ケンメリ」の再来、日産学園の学生が驚きのカスタム披露…東京オートサロン2025
2024.12.25
-
-
-
日産『アリア』米2025年型にワイヤレス充電を標準装備! テスラ「スーパーチャージャー」も利用可能に
2024.12.25
-
-
-
マルチスズキ、初のEV『eビターラ』をインド発売へ…2025年1月17日デビュー
2024.12.24
-
-
-
スバル『ソルテラ』が6500ドル値下げ、新グレード「ツーリングオニキス」も追加
2024.12.24
-
-
-
エンジンオーバーホールの全貌! 性能復活のメカニズムを徹底解説~カスタムHOW TO~
2024.12.24
-
-
-
サブスクの「KINTO」がモータースポーツイベントを開催! 春頃にはサブスクの新サービスのスタートも検討
2024.12.24
-