クルマに乗って働く素敵女子　レースクィーン編

―モータースポーツを始めたきっかけを教えてください。

仕事柄、サーキットに行く機会が多かったんです。はじめは観てるだけだったのですが、もともとスポーツカーが大好きでしたので興味はありました。そこで、仕事終わりにちょっと乗らせてもらったんです。そしたら、乗れば乗るほどタイムがよくなって。それがハマったきっかけですね。
好タイムが出ると次はレースに出たくなる。そして、どうせ出るなら女子チームを作りたいと思ったんです。場の雰囲気も華やかになるし、私たちを観に来てくれる方も増えるかなと(笑)。そんなことを考えてたら、幸田サーキットさんが賛同してくれて「ガールズレーシングクラブ幸田」が誕生したんです。

―女性のモータースポーツファンを広げるためにどんな活動をしていますか？

もっと女性でも気軽に体験できる環境を作りたいと思って、4年前に前述のガールズチームを作りました。“レースを楽しむ”をモットーに活動していて、現在では6名のメンバーがいます。メンバーの入れ替えはあっても存続できていることに感謝です。こういった環境を作ることで女性人口が増えて、さらに男性ファンも増えるという相乗効果を期待しています。
あと、レーシングカートやフォーミュラエンジョイにも参加しているのですが、ここで経験したことをメンバーに教えたり、刺激を与えられたらと思って挑戦しています。

―小林さんにとってモータースポーツの魅力とは？

刺激的だし、何よりかっこいいですよね。もともとクルマが好きだったので見た目から入ったのですが、モータースポーツを介した仲間っていいなと思いますね。勝っても負けてもみんな仲良くなれますしね。
あと、昔からスポーツをやっていて運動神経もいい方なんですが、やはり好成績を出すには努力が必要だということも教えられます。努力して結果が出ると次はもっと上を目指したくなる。それを繰り返すうちに、何においても目標というものを掲げられるようになりました。負けず嫌いってのもあるんですけどね(笑)

―今後の活動のビジョンを教えてください。

個人としては、4輪にもっともっとチャレンジしていきたいです！
また、自分も楽しみながら興味を持ってくださった方にモータースポーツの魅力を教えられるよう頑張ります。
実は来年あたりに立ち上げたいビジョンを温め中です。あっでも今はナイショです！きっといいものになると確信しています。楽しみにお待ちくださいね。

―クルマ遍歴を教えてください。

18歳で免許を取って最初はかわいらしいクルマを乗ってました。20歳になって親の許可がおりたので念願のスポーツカーに！
以来、レビン（AE86）・マークⅡ・ロードスターなど7台のスポーツカーを乗り継いでいます。中でもロードスターが好きですね。オープンカーやリトラに魅かれる傾向にあるようです。

―クルマ以外の趣味はなんですか？

バレーボールと競艇です！バレーボールは毎週、ストレス発散しに行ってます。
あっいや、動体視力のトレーニングのために！(笑)
ちなみに、小学校の頃のポジションはリベロ。高校はライトアタッカー、現在はセッターです。
競艇は、ホームコースである幸田サーキットの近くに蒲郡競艇場があって、練習の帰りに蒲郡競艇のナイターに行ったりします。