美人タクシードライバー、生田佳那がめざす夢とは?

モデルや女優などの芸能活動はもちろん、美しすぎるタクシードライバーとして、ネットニュースなどで注目を集めている生田さん。タクシードライバーになったきっかけや現在の活動などについて伺いました。

 

プロフィール
生田 佳那(いくた かな)

大学在学中から読者モデル・サロンモデルとして活躍。2014年4月に、夢と仕事の両立を応援する「飛鳥交通ドリームプロジェクト」のグランプリを受賞し、都内でタクシードライバーとして働く一方で、芸能活動やレッスンに励む。

タクシードライバーになったきっかけは?

「飛鳥交通ドリームプロジェクト」というオーディションでグランプリをいただいたのがきっかけです。今、芸能活動をしているのですが、スケジュールの面で両立出来るアルバイトがなかなか見つからなくて…。もともと運転が大好きだったので、タクシー運転手という仕事にも魅力がありましたし、スケジュールもご理解いただけたり、無料で芸能レッスンが受けられることもあって、すぐに応募しました。

出庫前の車両清掃。営業エリアは東京23区内で、特に渋谷などオシャレな街を中心に回っています。運が良ければ、生田さんが運転するタクシーに出会えるかも!?

この仕事をやっていてよかったと思うエピソードはありますか?

道をたくさん覚えるようになるので、自分がお客としてタクシーに乗っていても分かるんですよね。あ、今遠回りしたな、とか。最近だと、ネットニュースやテレビで見て下さった方が乗車されることもあって、声を掛けていただくことが多くなったのが嬉しいですね。職場の方もみなさん優しくて、違う年代の方とお話しが出来て楽しいですし、とても良い経験になります。

点呼の様子。車の通りが多い曜日など、初めて知ることもたくさん。先輩のお話は勉強になります。

生田さんのことを知らなくても、ドライバーさんがこんなに可愛い方だとお客様は嬉しいでしょうね。

うーん、案外みなさん気付かれないですよ。後ろ姿しか見えないですし。私は日中だけの乗務なので、お仕事の移動に使って下さる方が多いんですよ。そうなると、ずっとお電話をされていたり、パソコンで作業をされていたり。領収書やお釣りを渡す時に初めて、「え!?」と驚かれることはありますけど(笑)。

しっかりとハンドルを握る生田さん。見逃さないように、運転者証をチェックしてみるといいかもしれませんね。

逆に、大変だったエピソードはありますか?

東京でタクシードライバーになるために必要な地理試験がすごく難しかったです。都内の有名な建物の名称や、その建物がある通り・交差点の名前、2つの地点の最短ルートなど、いろんなパターンで道について聞かれるんです。試験前は電車移動のときもずっと本を読んでいたりしていて、勉強漬けの日々でしたね。大変でしたが、ベテランの先輩方が教えて下さったり、分かりやすいテキストを貸して下さったりと、たくさん助けて下さいました。合格したときは、本当に嬉しかったです!

乗務のときは必ず地図を持参。「試験と現場はやっぱり違うので、これからもっと運転して、自分の目で確かめながら勉強していきます。」

他に受けられた試験はありますか?

タクシードライバーになるためには、普通二種免許も必要です。その試験も難しかったですね。マークシート形式ではあるんですけど、ひっかけ問題が多くて…。あと、試験ではないのですが、東京無線の講習もありました。精算の仕方とか、メーターの使い方などを教えて頂きました。入社から乗務の開始までは講習と試験の繰り返しでしたね。

精算も自分でしっかりやります。近くにいる他のスタッフさんから「息子がファンなんだよ!」などと声を掛けてもらえることも。

今、どのような芸能活動をされていますか?

読者モデルや、ヘアサロンモデルの仕事は学生の頃から続けてさせていただいています。撮影の度に、違った自分が見られてとても楽しいんです!ヘアメイクで、こんなにも変われるんだ!って。最近では、昨年末と、今年の5月にショートフィルムの撮影にも参加させていただきました。

モデルとして、雑誌などで活躍中。どの写真もとても可愛いですが、確かに、髪型やメイクだけで印象が全然違いますね!

今後の夢や目標について教えてください。

まだ芸能活動だけで食べていけていないのですが、いずれはそれがメインになっていけたらいいですね。その中でもお芝居をやるのが私の夢です。その夢をかなえるために、今はタクシーのお仕事も一生懸命頑張っています。やっぱり、タクシーに乗っていただいたお客様には、いい気持ちになってほしいので。

 

タクシードライバーとしても女優としても勉強中!生田さんのこれからのご活躍が楽しみですね。

[ガズー編集部]