京都市内の総合運動公園で愛車を撮影『愛車広場 出張取材会in京都』

個性豊かな愛車オーナーに聞いた“京都らしい”カーライフとは?


日本全国の愛車とそのオーナーさんを取材するべく行脚中の『GAZOO愛車広場 出張取材会』。京都府での開催地となった『西京極総合運動公園』は、昭和天皇御成婚奉祝記念事業として1930年に建設が開始され、1946年に開催された第1回国民体育大会を皮切りに、1988年の京都国体、1995年から2019年までは京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)のホームスタジアムとして使用されるなど、改修と整備を繰り返しながら多くの方々に利用されてきた公園です。

取材会参加者さんの中にも「学生時代、ここの陸上競技場で開催された大会に出場していました」「サッカー観戦に来たことがあります」という方もいて、さまざまなスポーツを通してたくさんの人が訪れている場所なのだということを実感。
この日も体育館ではバスケットボールの大会が行われていたそうで、公園内でウォーミングアップしている選手の皆さんの姿が見られたほか、雨の中でもランニングやジョギングをしている方が何人もいらっしゃったのが印象的でした。

今回はそんな公園の敷地内で撮影許可をいただき、オーナーさんとその愛車を取材させていただきました。

20代オーナーが乗るスポーツカー、新車から数十年に渡って乗り続けてきたワンオーナー車、仕事でも活躍しているコンパクトカー、所有欲を満たしてくれるレアなミニバンなど、さまざまな愛車とそのオーナーさんを取材させていただきました。京都府在住のオーナーさんが多かったですが、滋賀県や兵庫県から参加していただいたオーナーさんも。

参加者のみなさんに京都のカーライフについてお話を伺ってみたところ、主要道路は“碁盤の目”で整備されている一方、幅の狭い道や一方通行も多く、コンパクトで小回りが効くクルマが重宝されるとのこと。
また、古くからの建物だと駐車スペースに制限がある場合もあるそうで、京都市内在住だというビートのオーナーさんは「自宅の駐車場は広さだけでなく背が高いクルマも停められないんですが、ビートは自宅の前に停めておけるサイズだから手元に置いておくことができました。別に駐車場を借りる必要があるサイズだったら所有し続けるのは難しかったと思います」と話してくれました。

いっぽうで、山間部や日本海側の地域でなければ雪が積もることも少なく、少し足を伸ばせば嵐山や比叡山などドライブを楽しめるスポットもあるので、スポーツカーやオープンカーを所有したくなるのは必然というご意見も。

そんな愛車とオーナーさんにご参加いただいた取材会でしたが、午前中は雨が時折パラついたものの、なんとかギリギリ取材完了。しかし、午後からは本格的に雨が降り出してしまったため、スタジアムの軒下や屋根付きベンチなどで雨を凌ぎつつの撮影となってしまいました。特に、オープンカーの撮影に関しては、午前中は雨が止んでいるタイミングで屋根を開けて撮影できた一方で、雨足が強くなった午後はオープン状態で撮影することができなかったのはちょっと心残りでした。
しかし、そんな中でもカメラマンたちはできる限りの手を尽くして撮影をしていたので、それぞれの記事が掲載された際には、ぜひチェックしていただければと思います!

たけびしスタジアム京都(陸上競技場兼球技場)、東寺ハウジングフィールド西京極(補助競技場)、わかさスタジアム京都(野球場)、かたおかアリーナ京都(京都市体育館)、市民スポーツ会館、京都アクアリーナなどのスポーツ施設を有し、芝生公園や散策路なども含めた総面積は19.1ヘクタールという広さを持つ総合運動公園。全国規模の大会から市民の手軽なスポーツ、散策の場として広く利用されているそうです。

京都・三条大橋から東京・不忍池までの区間で行われた『東海道駅伝徒歩競走』が競技として行われた最初の駅伝だったことから『駅伝発祥の地』を記念した石碑があり、その横にはマラソンで活躍した有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんの足型も設置されていました。このほかにも、野球場の前には京都出身のプロ野球選手である衣笠祥雄氏の銅像が設置されていたり、全国高校駅伝の歴代優勝校を記した掲示板があったりと、お散歩しながらスポーツに関する知識に触れることができました。

※許可を得て取材を行っています。
取材場所: 西京極総合運動公園(京都府京都市右京区西京極新明町32)

[GAZOO編集部]