米子駅前で珠玉の愛車たちを撮影『愛車広場 出張取材会in鳥取』

愛車とそのオーナーさんのカーライフを取材するべく2021年から日本全国を行脚中の『GAZOO愛車広場 出張取材会』。47都道府県中45県目の開催となった鳥取県では、JR米子駅前にある『米子駅前 だんだん広場』をお借りして開催しました。

鳥取県の西部に位置する米子市の玄関口として、1902年に開業した米子駅。その駅前に設けられた『米子駅前だんだん広場』は、市民が集いさまざまな催し物がおこなわれる公園です。
取材会を開催したのは日曜日ということで、駅を利用するひとはもちろん、駅前商店街へと足を運ぶひと、電車からバスに乗り換えて『水木しげるロード』や境港などの観光地へと向かうひと、そしてその合間にベンチで休憩するひとなど、さまざまな利用者が行き交い、和やかな雰囲気が漂っていました。

そんな米子駅前だんだん広場で開催した出張取材会には、隣接する島根県をはじめ、岡山県や広島県、さらには兵庫県や大阪府からもご参加いただいたのですが、前日に開催した島根県と同様に、AZ-1(しかも2台!)やロードスター、RX-8とマツダ車が多かったのは、やはり広島に近いことが影響しているのでしょうか？
それ以外にも、個性豊かな愛車たちが入れ替わりやってきて、広場のさまざまな背景を利用しながら撮影していたこともあって、通りがかった方から「何かのイベント？」と質問されることもしばしば。「一緒に写真を撮っても良いですか？」とお声がけいただき参加車両と記念撮影をしていく親子連れの方などもいて、楽しく賑やかな1日となりました。

2台のAZ-1で広島県からご来場いただいたご夫婦＆娘さんをはじめ、ずっと欲しくてようやく手に入れたオープカー、親子で楽しむファミリーセダン、仕事の相棒として重宝しているハイブリッドカーなど、さまざまなカーライフを取材させていただきました。

冬には平野部でも雪が積もるという鳥取県では、4WD車の需要が高いことや、融雪剤によるサビを懸念してセカンドカーを所有している人も多いといったカーライフについてのお話を伺えたほか、ご近所から参加していただいたオーナーさんに「よく知っている場所ですが、ふだんはクルマが入れない場所でプロカメラマンに撮影してもらえて、とても良い記念になりました」という感想をいただき、素敵なロケーションでの撮影許可をいただくことができてよかった！ と嬉しくなりました。

いっぽうで、他県から取材会に足を運んでいただき、そのついでに米子市や鳥取県を観光していくというオーナーさんもいらっしゃって「近くでクルマ好きが集まるスポットはどこ？」「ここから鳥取砂丘まではどれくらい？」「やっぱり境港に立ち寄って海鮮丼でしょう！」など、いろいろな話題で盛り上がる時間も楽しかったです。

前日の天気予報では午後から雨模様ということで「どのタイミングで雨が降ってくるのか」と、少し焦る気持ちはありましたが、最終組のメインカット撮影が終わるタイミングまで天候が持ち堪えてくれて、なんとか無事に撮影を終えることができました。

というわけで、日本全国の愛車とそのオーナーさんのカーライフを取材するべく2021年から開催している『GAZOO愛車広場 出張取材会』も、残すは香川県と徳島県の2箇所のみ。これまでに日本各地で取材させていただいた1000台を超える愛車記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。

米子駅前だんだん広場のシンボルと言えるのが、蒸気機関車が空に向かって駆け上がっていくデザインのモニュメント。また、地面をよく見ると、因幡の白うさぎや"米子市の鳥”として定められているコハクチョウなどがデザインされた敷石が各所に設置されていました。また、周辺にはご当地グルメ『牛骨ラーメン』などの飲食店もあり、米子市の玄関口として多くの人が往来していました。

『ねずみ男駅』の愛称でも親しまれる米子駅は、2023年にリニューアル工事が完了。山陰鉄道は1902年に堺港〜米子〜御来屋間で開通したことから『山陰鉄道発祥の地』として、駅前に『C57型蒸気機関車』の車輪なども展示されていました。駅前のシンボルとなっている『米っ子合掌像』も、思わず写真を撮りたくなる存在感！

※許可を得て取材を行っています。
取材場所: 米子駅前だんだん広場(鳥取県米子市弥生町2−20)

[GAZOO編集部]