【愛車紹介】アルテッツァを楽しむ林流ドリフトスペック

11月27日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL2016」のオーナーズクラブミーティングに参加されたオーナーさんをご紹介。愛車に特別な想いを注ぐ皆さんのカーライフをうかがった。

林幸太郎さんの愛車は、1999年式のトヨタ・アルテッツァRSグレード(2L/NAエンジン、6MT車)。本格的な4ドア×FRスポーツをコンセプトに登場したセダンで、1998年〜2005年まで発売されていたモデルだ。林さんはそのアルテッツァをベースにカスタマイズやチューニングを施し、サーキットでドリフトなどを楽しんでいる。

「アルテッツァが発売されると聞いたときから欲しくて購入しました。気に入ったのはスタイルはもちろん、セダンタイプのFRパッケージというところ。セリカGT-FOUR、AE86を乗り継いでこのクルマは3台目になりますが、今も大事に乗っています」

オリジナルのスタイルを大事にしつつ、エクステリアはスポーティなデザインの社外エアロパーツ(フロント/サイド/リア)やエアロミラーなどでカスタマイズ。購入から20年近く経過しているとは思えないほどの綺麗な状態に驚かされる。

スポーツ走行時には必須のバケットシートも装着。ちなみにシートは林さん自身が張り替えたとか!

チューニングとしては足まわりやスタビライザー、ブレーキまわりなどを社外製に変更し、ドリフト走行に最適なセッティングを施しているという。それ以外の仕様を林さんにうかがうと……。

「エンジンは純正のままですが、駆動系は機械式LSDの装着とファイナルを純正比の4.1から4.8に変更して低中速域から加速重視の仕様にしています。パワーアップはしない方がいいですね、足まわりと駆動系のチューニングだけで十分楽しめますし、壊れにくいです。長く乗る秘訣です」

林さんは月に1度くらい、比較的台数の少ない平日にホームコースを走って楽しんでいるという。またドリフト以外には、アルテッツァのオーナーズクラブADC(アルテッツァドリフトクラブ)のミーティングにも参加しているとか。今回のTGRFオーナーズクラブミーティングにもADCとして参加していて、メンバーとの交流を楽しんでいた。

最後に林さんは……。

「今後もしっかりメンテナンスして大事にしていきます。ちなみに高校生の息子がいるんですが、もうすぐ免許が取れるようになるので一緒にアルテッツァを乗れるようになればいいなと。楽しみにしているんです」

親子2世代でドライブやドリフトを楽しむという林さんの新しいアルテッツァライフも、あと少しで叶いそうだ。

(ライター:おふぃす たぴ)

[ガズ―編集部]