【86 Style with BRZ 愛車紹介 vol.17】ジムカーナデビューを目指す14Rオーナー

7月31日(日)、富士スピードウェイで86オーナーの祭典「Fuji 86 Style with BRZ 2016」が行われた。イベントに参加された、86やBRZ、AE86で充実のカーライフを送るオーナーさんをご紹介。

カッシーさんの愛車はトヨタ・86をベースにしたコンプリートカー、TRD(トヨタテクノクラフト)の「86 TRD 14R」。先行して発売した14R-60の弟分にあたるモデルだ。

「14R-60はタイミングが合わなかったのと、価格が高くて。14Rはディーラーもお値打ち価格でやってくれ、これから手が届くかなと思って買いました。」

こだわったのがオプション設定されているGTウイング。非常に高価だが「どうしても欲しかった」ということで、リアのサイドスポイラーと一緒に装着した。また、納車後にTRDのエアロスタイビライジングカバーとカナードを購入。エアロスタイルに磨きをかけている。
最大の見どころはエンジン。HKSのスーパーチャージャーキットをDIYで取り付け、大幅にパワーアップしている。実はカッシーさん、以前スープラをチューニングして乗っていたほどのクルマ好きで、DIYのスキルも豊富。車高調整式サスペンションや水冷式オイルクーラーの装着、プラグの交換なども自分で行っている。

「学生時代からクルマを改造して遊んでいたのですが、血が騒いでしまい、また始めてしまいました。スーパーチャージャーを装着したのはちょっとでも速くしたいと思ったからです。」

カッシーさんは14Rで月1回のサーキット走行の他、ジムカーナの出場を目指し、練習に通っている。現在の課題はエンジンノーマルの人たちよりも速くなることで、足まわりやタイヤを煮詰めつつ、ドライビングテクニックに磨きをかけている。

「キャリアが違うから仕方ないのですが、こちらの方がパワフルな分、そういう人たちよりも速くなりたいと思っています。」

以前とは異なる内容でクルマ遊びの“現役復帰”を果たしたカッシーさん。86の登場で、多くの人が再びスポーツカーのステアリングを握ったのはご存じの通りだが、オーナー自身の変化により、遊び方も進化しているということだろう。

[ガズー編集部]