【FJ SUMMIT 愛車紹介 vol.3】希少な限定車にオリジナリティを盛り込んだ1台

10月30日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催されたFJクルーザーのミーティング「2016 FJ SUMMIT IN JAPAN(FINAL EPISODE)」に参加されたオーナーさんをご紹介。皆さんのFJとの付き合い方やカスタマイズなどを伺った。

中 智洋さん(30歳)の愛車は、個性的なブラックの専用ラッピングフィルムが施されたり、TRDブランドのホイールなどが装備された豪華な「トレイルチームスペシャルエディション」。このFJは2010年式の北米トヨタモデルなので逆輸入車となる。

中さんがこのモデルを購入したきっかけは、ズバリ”カッコいい見た目”。限定パッケージというプレミアム感も背中を押し、発売と同時に即買いしたようだ。

「FJは彼女と一緒に出かけたり、アウトドア向けとして休日によく乗っています。彼女もFJを気に入っていて、カワイイと思ってくれています(笑)」

イベント会場にも女性オーナーを多く見かけたが、やはりそのスタイルは女性目線でも人気のようだ。

カスタマイズも趣味で、限定車ならではの個性を大事にしつつ程よくリフトアップしたり、自分流にさりげなくアクセントをプラスしたりしている。

「足まわりを変更して車高は3インチアップしています。またホイールのリム部やトヨタエンブレムなどを”ラインエックス”という特殊加工塗装でレッドカラーに変更して、一見ノーマルのように見せながらポイントでアレンジして個性を出しました」

”ラインエックス”は素材を選ばず塗布でき、厳しい環境下に長期間耐えるコーティング剤として幅広く使われているものだが、そのタフさをFJに取り入れるというのも中さんならではのセンス。塗装面がザラザラとしていているのもキャラクターにマッチしている。

車内スペースが少し足りないということで、アウトドアに向かう時などの荷物を積載するためにルーフキャリアを装備。また機能面はもちろん、スタイル性も重視してアンダーガードも装着するが、ここもさりげなくレッドカラーのラインエックス塗装を施す。ボディカラーのサンドストームに差し色として取り入まれ、引き締まった印象に仕上がっていた。

最後に。中さんのカーライフをうかがう中で、今回のイベントに参加したきっかけについて聞いてみると……。

「FJサミットはSNSで見つけて参加しようと思いました。初めて参加しましたが、こんなに多くのFJユーザーに会えると思っていなかったのでとても面白かったです」

知り合いはいなかったようだが、700台を超えるFJクルーザーが集うイベントに参加した中さんのテンションは高かった。たくさんのオーナーと触れ合い新たな発見もあっただろう。

(ライター:おふぃす たぴ)

[ガズー編集部]