【愛車紹介】ホットハッチの中でも別格と謳うVitz GRMN Turboオーナー

11月27日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」のGRMNミーティングに参加されたオーナーさんをご紹介。台数限定の特別仕様車を手に入れた方々の愛車への想いやこだわりなどをうかがった。

田中伸也さんの愛車は、2013年に限定200台として全国で販売されたVitz GRMN Turbo。軽快なレスポンスと力強いパワーを全域で体感させる1.5L×ターボを搭載、ミッションも専用チューンを施した5速マニュアルミッションの採用により、谷のないスムースな加速を実現。もちろんボディや足まわり、駆動系などもサーキット走行を視野に入れたセッティングが取り入れられ、ホットハッチを存分に楽しめる仕様に仕上がっている。

ヴィッツは全国で人気の車種。特別仕様車のヴィッツGRMNターボを求めるファンも多かったはずだ。

「発売時は抽選だったので、当たらないだろうな……と思って申し込みをしたのですが、見事当選してしまって(笑)。じつは、これでヴィッツは3台目になるんです」

田中さんはもともとMT車が好きで、通勤やドライブ用として初期型ヴィッツを購入。その初期型にパワーを求めてターボキットを装着して乗っていたが、その走りが忘れられず2台目もヴィッツを選んだという。

「1台目の楽しさが忘れられなくて、2台目のヴィッツはもともとターボ仕様の91型TRDターボM(1.5Lターボ)を購入しました。バケットシートや追加メーターなどを装着して走っていたんですが、ヴィッツGRMNターボが当選してしまったので2台目は手放すことにしたんです」

「ヴィッツGRMNターボは別格の仕上がりですね。エンジンフィールがすごくいいし、走行性能もとても高い。特にコーナリングの安定感が抜群です。ヴィッツとしては本当に最高グレードだと思っています」

田中さんの奥様が以前このクルマを運転しようとしたところクラッチ操作が難しく乗りこなせなかったので、今は田中さん専用車になっているとか。ファミリーカーは別にミニバンを所有しているというだ。

カスタマイズは、鮮やかなレッドカラーがスタイリッシュなミラーカバー(被せタイプ)やドアバイザーの装着、ヘッドライトをHIDに変更していた。

「コンプリートカーだから、外装以外はいじらないでそのまま乗るようにしています。特別なクルマなので動かなくなるまでずっと乗っていきたいですね!」

歴代ヴィッツオーナーの言葉には説得力がある。

(ライター:おふぃす たぴ)

[ガズー編集部]