【愛車紹介】アクティブな20代サーキットユースが乗るMARK X GRMN

11月27日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」のGRMNミーティングに参加されたオーナーさんをご紹介。台数限定の特別仕様車を手に入れた方々の愛車への想いやこだわりなどをうかがった。

Y.Tさんの愛車は、2014年に全国限定100台として販売されたMARK X GRMN。ストリート~スポーツ走行まで幅広いシチュエーションをカバーするプレミアムセダンとして妥協のないスペックに仕上げられており、エンジンはトルクフルなV6 3.5L(2GR-FSE)、ミッションはエンジン性能を引き出すよう最適化された専用6速MTを搭載。ボディやブレーキ、足まわりも各部専用チューンが施されている。

その貴重な限定車のひとりであるY.Tさんは、20代大学院生! マークX GRMNを購入する前はトヨタ チェイサーを乗っていて、その頃からサーキットでスポーツ走行を楽しんでいたという。

「今もまだ持っていますが、チェイサーの車検が切れてしまうのをきっかけに乗り換えました。マークX GRMNは購入してまだ1年ほどですが、スポーツ走行が好きなので自分好みにカスタマイズして仕上げていこうと思っています」

カスタマイズは自分で手がけているというY.Tさん。エクステリアはサイドステップのみ社外製エアロパーツを装着。またスポーツ走行もより楽しめるようボディ剛性を引き上げるパーツも装着しているが、実際マークX GRMN専用品はないため汎用品をボディ側に合わせたようだ。

エンジン系のチューニングでは、他車用の吸気パーツ(サクションパイプ/エアクリーナー)を流用し、オリジナルで製作したステーを装着。実際、性能的には大きな変化は感じ取れなかったようだが、他にもまだトライしたいところがたくさんあるのでプランを立てていきたいという。

ホイールはリア用のみチェイサーで使用していたスポーティデザインの社外製を装着。

カスタマイズにチューニング……。イベントに参加していたマークX GRMNの多くはオリジナルを好み、カスタマイズされていない傾向にあったが、Y.TさんのマークX GRMNは個性が光ってるように思えた。

またスポーツ走行も楽しんでいるY.Tさんだが、話を聞くとイベント前日に富士スピードウェイで開催されていたドライビングレッスンにも参加していたとか!

「最近は学生生活がとても忙しくてサーキットに行く機会がなかったので、昨日走行できてとても楽しかったですよ。今日もパレードランでしたけど、本コースが走れましたし(笑)」

100台限定の特別仕様車というプレッシャーにひるまず、攻めの走りを楽しんでいるY.Tさん。「クルマ離れ」という言葉に逆行する20代学生のアクティブさに、うれしくも面を食らいました(笑)。

(ライター:おふぃす たぴ)

[ガズー編集部]