【愛車紹介】TRDでブラックカラーに塗装したiQ GRMN Supercharger

11月27日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」のGRMNミーティングに参加されたオーナーさんをご紹介。台数限定の特別仕様車を手に入れた方々の愛車への想いやこだわりなどをうかがった。

白石圭亮さんの愛車は、2012年に全国限定100台で販売されたiQ GRMNスーパーチャージャー。だが、他の同車とは雰囲気が大きく異なる。なんと新車時にTRDに依頼し、ボディカラーをブラックに塗装した唯一のカラーリングだというのだ。もちろんスペックはGRMNだけの特別仕様としてスーパーチャージャー×6速クロスミッションを搭載、足まわりやボディなどもトータルチューンが施されている。

「私はこのクルマの2人目のオーナーになります。私の仕事はクルマ関係なのですが、このiQ GRMNスーパーチャージャーの初代オーナーからお仕事で預かった時にすごく気に入ってしまって。もともとiQは気になっていたんですが、GRMNがあるとは知らなかったんです。その時から手放す時は絶対に譲ってほしい! とそのお客さんに懇願していて、3年越し……約半年前にようやく手にいれることができました(笑)」

他のオーナーからは「ブラックカラーは超希少だから大事にしたほうがいい」と言われるほど、白石さんが所有するiQ GRMNスーパーチャージャーはレアなようだ。

念願のiQ GRMNスーパーチャージャーを手に入れて半年。実際のドライブフィールはどうだったのだろう?

「新車発表前の試乗会でiQをドライブしたことがあったんですが、その時の車両と比較するとiQ GRMNスーパーチャージャーの乗り味はまったく違いました。すごくおもしろいです。車格がコンパクトなので高速域での不安定さは若干感じることもありますが、街乗りではとてもキビキビ動いてくれて楽しいですね。……トヨタのGRMNというブランド力にすごく魅力を感じています。もちろん唯一無二のボディカラーにも。実は86のGRMNにも興味があって申し込みをしたんですけど、外れてしまいました(笑)」

エクステリアもボディカラーに合わせて各部にブラックを取り入れている。

「これも前オーナーのカスタマイズなんですが、ホイールやリアのスモークテール、フロントバンパーのGRオーナメントなどもブラックになっています。シックですよね」

「自分でカスタマイズしたのはウィンカーポジションキットの装着くらいです。ウィンカーのスイッチを入れると流れるように点灯します」

ドライブはもちろんカスタマイズも楽しんでいる白石さんだが、過去にレースに参戦していた経験もあり、メンテナンスは自分で手掛けているという。

「良いコンディションを保つために、オイルやケミカル類の交換は定期的にしっかり行っています。それ以外にもなにかあれば自分ですぐに対応してしまいます(笑)。このクルマはずっと、長く乗っていきたいですね」

白石さんは他にも愛車を複数台所有しているというが、このiQ GRMNスーパーチャージャーはその中でも特に大事な一台なのだろう。

(ライター:おふぃす たぴ)

[ガズー編集部]

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